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2003/08/29

Mars

ここのところ大接近していた火星だが、一番近くなるという昨日、あいにくの曇り空で、大学で予定されていた観望会が中止になってしまった。物理の教員が特大の望遠鏡で見せてくれるはずだったのに、残念。でも秋から冬の空の観測が楽しみだ。
帰宅して9時すぎに何気なく窓から空を見上げたら、なんとその火星だけがくっきり見えていた。望遠鏡でより大きく見たいような気もするけれど、星と自分との間に何も介さず見ることの意味は大きい。そして、その記念すべき日に家族がみんな健康で、友達もみんな元気でいたこと、そういうことが全てこの日とともに永遠の記憶のなかに流れはじめたのを見た気がした。

サリンジャーの話を職場でしていたら、翌日机の上に関連記事のコピーが置かれていた。それは、今年4月の記事で、柴田元幸が村上春樹の新訳について書いたものだった。誰が? それは前日の話しを遠巻きに聞いていた人が、その記事のことを覚えていてくれて、わざわざ探してくれたものだった。この精神は実は私が目指していることである。最近、ちょっと忘れそうになっていたことを呼び覚ましてくれたような気がして、あとからジ~ンとなってしまう。

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