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2003/10/04

first quarter

昨日、大陸法の授業を見学させていただけることになり、興味深いビデオを鑑賞した。タイトルは「日独裁判官物語」で、日本とドイツの裁判官の、主に日常の違いを比較した内容だった。日頃から、日本の裁判官の存在感の無さを感じていたのだが、個人的な諸活動を制約され、転勤も頻繁だということで地域との交流もほとんどなく、週平均80時間の労働時間とあっては、なんと閉ざされた世界にある職種なのだろうと驚かずにはいられない。それに反して、ドイツの裁判官の位置付けは、一市民としてサービス業に就いているということだそうだ。裁判官であろうとも、言論の自由が約束され、積極的な政治活動に参加してもよいという。(実際、積極的に市民活動に参加する人は多いという)裁判所も日本は閉鎖的であるのに対し、ドイツは市民に開放的で、絵画の展覧会、市民との交流パーティなどに利用されているという。どちらが良いとは一概に言えないが、裁判官を仕事として捉えた場合はドイツのほうが魅力的に思える。しかし、「公平な判断」という観点では、ドイツでは判決に個人差が出ないか、という危惧もあるとは思うが、授業のあと質問したところ、裁判官は(そういう多面的な?)活動をていいても良いという意識が国民に浸透しているので、これまで特に問題になっていないということだった。日本の裁判官については、閉鎖的な日常のなかで、公平に判断する目を養えるのかという疑問が涌いてくる。もっと一般市民に接触する機会があっていいのではないかという感想は押さえられない。

夕方は、物理の教員から、天体望遠鏡で月と火星を見るとの情報を得て、屋上に行く。3人の学生もいて、でも風が強くて長居するにはちょっと寒かったから見終えてすぐ後片付け。火星は肉眼で見るよりは遥かに大きく見えたが、それほどの感動はなく、でも月はすごかった。すごく明るくてクレーターもくっきり見えたし、すぐそこにあるように思えた。(実は天体望遠鏡で月を見たのは初めての体験である)テレビや写真でキレイな月を何度も見てるけど、「ここ」と「そこ」の距離で、「いま」見ることが一番感動するのだと思った。

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