« non title | トップページ | ニューヨーク 知ったかぶり »

2003/11/10

non title

土曜日に仕事が終わってから、フィンランドの美術展を見に県立館林美術館へ行った。
初めて通るような場所を進み、多々良沼というところを過ぎてすぐ、広々とした敷地が見えてくる。晩秋の荒涼とした雰囲気がモダンな美術館の外観を引きたてていた。
駐車場から建物までの通路脇には、水が張ってあり、建物サイドからなめらかに流れ渡ってくるようになっている。
冷たい外観の建物だが、自然の中に措かれた均整のとれたフォルムを見ると、なぜか心が落ち着く感じがする。こういう雰囲気(景色も空気の温度も)大好きだ。
夕方、閉館時間が近づくころには、ガラス張りの廊下から、ほのかにライトアップされた常設展示の建物が夕闇に浮かんでいるように見えて、そこだけ特別な空間のよう。

昨年、アテネウム美術館に行った際、とても好きになったフーゴ・シンベリという画家がいて、まさにその作家の、アテネウム美術館で見た絵が来ていたので、感激してしまう。
シンベリの絵になぜ惹かれるのか。彼の絵の多くは「死」を意識している気がする。死神や天使や骸骨などがモチーフとなっているものが多い。人生の暗い部分を常に意識している姿勢。そんなところからなのか。でも、それだけではないような気もする。彼の描くフィンランドの景色も好きだから。多分、その色合いが好きなことと、人物や死神などがリアルではないところが変わっていて好きなのだと思う。

下の絵はシンベリの風景画。好きな一枚。
title:Spring Evening during Ice Break 1897

« non title | トップページ | ニューヨーク 知ったかぶり »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« non title | トップページ | ニューヨーク 知ったかぶり »

twitter

  • twitter
無料ブログはココログ