« non title | トップページ | non title »

2004/12/14

non title

昨年につづき、今年もNYのLarchmont Hotelのドアマンであるカルロスさんに、ホテル気付でクリスマスカードを出した。まだ、あのホテルで働いているだろうか。こちらの住所は書かずに、名前とfrom Japanとだけ記した。

そんな日の夜、そう、今夜帰宅すると、フルーツケーキが届いている。友人が毎年送ってくれる手作りのもの。ドライフルーツがぎっしり詰まっているからずっしりと重く、贅沢なフルーツケーキなのである。もう何年目になるだろうか。母と私はさっそく頂いた。「これが届くと、しょーこさんは、今年も元気でやってるって思うよね」と母が言った。ほんとうだ。きっかけは、私が彼女に贈った本「クリスマスの思い出」である。この作品の味わいを理解してくれていることがとても嬉しいし、作品にちなんで粋なことをしてくれるなぁと思う。まさに、本にあるように「フルーツケーキの季節がきたよ!」と叫びたい気分にさせてくれる。

ちなみに。
カポーティのオリジナルではこうなっている。
"Oh my," she exclaims, her breath somoking the windowpane, "it's fruitcake weather!"

村上春樹の翻訳は・・・
「ねえ、ごらんよ!」と彼女は叫ぶ。その息は窓を曇らせる。「フルーツケーキの季節が来たよ!」

このストーリーは、今は故人となってしまったある女性とその孫を連想させ、私にはなんというか特別なものでもある。

« non title | トップページ | non title »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« non title | トップページ | non title »

twitter

  • twitter
無料ブログはココログ