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2005/04/23

non title

体調が悪くてダラダラと家の中で過ごす。
夕方テレビをつけたら偶然、ゴッホとゴーギャンを採り上げた番組をやっていた。この二人の画家の絵は特別好きというわけではないけれど、二人の人生の背景を知ることにより、作品が深みを帯びてくると思った。ゴッホの理想であった芸術を志す者の共同体にたった一人賛同したのがゴーギャンであるが、その共同生活がわずか9週間で終わったことは有名である。ただ、今日の番組で、その後二度と会わなかった二人が、生涯心の奥深いところに友情を感じて過ごしていたことを知った。ぶつかりあいながらも、ゴーギャンを尊敬し信頼を寄せていたゴッホ。しかし、ゴーギャンはゴッホの元を去ってしまう。彼はゴーギャンが去ったあと、療養所で生活しながら、ゴーギャンの手法(想像して描くやりかた)を試みている。タヒチに渡ったゴーギャンは生涯を閉じる少し前、パリの友人に、ひまわりの種を送ってほしいと手紙を書き送ってもらう。そしてひまわりの絵を描くのだ。ゴッホが自殺してから11年も経ってのことだったという。ひまわりは、ゴッホがゴーギャンを共同生活に迎えるとき、歓迎の意を込めて彼のために描いたモチーフである。生前はまったく評価されなかった二人の画家がこうして現在、高い評価を受け、研究されている。皮肉なことだが、自分の才能を信じて死の直前まで作品を描き続けた二人はやはりそこが本物の芸術家なのであろう。

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