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2005/09/20

十八世紀パリ生活誌(上)

いま読んでいる本である。先日、たまたま大学の図書館でみつけ借りたのだが、この本のすごいところは、出版年が1781年というところ。このての本というと、通常、現代のその道の研究者がいろんな文献や資料などからたどって、当時の生活を紐解くようなものが多いし、この本もその類かと思っていたのだが、驚きである。200年以上も前のパリのことが、そのときにそこで生きていた人によって書かれている。

例えばこんな内容。

「パリでは、人々は水を買う。・・・略・・・ブルジョワの家庭でも、水を十分に蓄えている家など一軒もない。二万人の水売りが、朝から晩まで、ふたつの桶をいっぱいにして、二階から八回まで、時にはその上の屋根裏まで水を運び上げてくれる。」

「便所の四分の三は、不潔で、恐ろしく、胸がむかつくようだ。パリっ子は、この点で視覚も嗅覚も、不潔には慣れっこになっているのだ。」

「パリでは人々は貧乏であればあるほど、ますますたくさんの犬、猫、鳥等々を飼って、狭い部屋の中でいっしょに暮らしている。」

こんな出だしの、当時のパリ市民の暮らしぶりが満載。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003345517/qid=1127226214/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/249-3069791-9527537

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