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2005/12/22

Mercian

仕事で東京の専門学校を訪問したあと、夕刻(18時すぎ)から、中央大学大学院の講座に出席した。灰色の脳細胞を持つムッシュNの特別な取り計らいにより。講師はメルシャン㈱の代表取締役会長CEO、鈴木忠雄氏。出席者は、企業の経営者や管理職らしき人や、若い女性も若干、それに院生。

メルシャンの前身である山楽が、当時の英国首相サッチャーの「日本社会の結果の平等」批判に端を発した規制改革(?)により、主力商品であるオーシャンウィスキーの価格設定を2倍にしなければならず、そのため経営改革を余儀なくされた経緯、そしてそれをどう乗り越えたかの話は貴重である。鈴木氏いわく「新しい条件に自分から耐えられるようにするしかない」は、これからの社会にいろんな場面で必要とされる考え方であると感じた。

コーポレート・ガヴァナンスという言葉はよく耳にしていたが、今日の講座ではさらに、CSRが出てきた。N氏は、大学で考える場合はUSRで、と教えてくれた。

ワインを買うときは外国の安くて美味しいものを買い求めてきた傾向のある私であり、メルシャンのワインは、積極的には買ったりすることはなかったのだが、原料となるぶどうの日本での価格の高さなどの事情により、外国のワインのような安価には設定できないなどの話や、企業の姿勢についてなどの話を聞くうちに、メルシャンのワインも飲んでみようと思ったりしたのであった。消費者の心理というのは、こんなものである。だから、鈴木氏の言うように、「企業がどんなことをしているか」「社会に対してどんな取り組みをしているか」などを広告することも必要だ、ということがよく理解できる。成熟された社会では、消費者にとって、商品を選ぶ場面で、価格と並んで企業のまさにCSRが大きな要素となるのだと改めて認識した。大学も然り、である。

毎年NYで開かれる世界的に有名なワインのテイスティングイベントにも、日本からは一社、メルシャンだけが招待されるのだという。

メルシャンホームページ http://www.mercian.co.jp/index.html

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コメント

ヘイスティング君、要所要所、的確にまとめてあり、よろしい。 
おおいに、貴殿の脳細胞も刺激されたようで、よろしか。 
USRは戦略ですぞ。追求すると面白い。

>N
褒められて嬉しいです。
90分の講義時間が、短く感じられました。
久々の講義だったからか、新鮮で。
このたびは、ありがとうございました。
冬眠しそうだった脳(私は何色かなぁ・・・)が目覚めたような気がします。
講義の最後、灰色の脳細胞の質問時間がなかったことが、ちょっと残念でした。

質問は、講演内容の充実度に応じ、赤色の脳細胞から飛び出しますぞ。
挙手が無いのは、講演者に失礼で、黄色い脳細胞から捻り出しますぞ。 
場の雰囲気を読み、躊躇うケースもあり、イヤな性格と自認してますぞ。
今回、司会者が質問しだしたので、興ざめ、さっさと早退しただっちゃ。

>N
私もいつか挙手ができるように精進したいと思います。

ところで、講義でピーチツリーフィズの話が出てきましたが、確かに一世風靡したなぁ・・・と懐かしく思いました。
ビールなどは得意でない私も確かあれは飲んでいたように思います。甘くて美味しいかったから。

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