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2005/12/25

Paris 2

オルセー美術館

各写真をクリックすると大きくなります

1900年に鉄道の終着駅として建てられたが、わずか39年でその役目を終え、1986年に美術館に生まれ変わった。駅舎としての建造物がどのように改装されたのか、ということもこの美術館に対する関心事であり、それは同美術館で買い求めた本にある当時の写真と比較することで楽しめる。写真では、まさに、建物の真ん中に線路が引き込まれているのだ。

orsaybefore2 美術館の公式サイトに、当時の写真を見つけた

orsaybefore 駅建設工事の様子

inside_orsay5 これは自分で撮った館内

美術館誕生の経緯から、そのたたずまいのユニークさが浮かび上がる。
天井は自然光が取り込めるようになっていて、開放的な空間なので、とても落ち着いている。写真を見るとわかると思うが、広さを目いっぱい残して、左右に小さな空間を作ってある。その小さな地上階の空間と、中階、上階の仕切られた空間に、貴重な作品(主に1848~1914までの作品)が展示されている。

この写真の大時計inside_orsay2 駅舎時代の写真に同じものを確認することができる。掛けられている場所もまったく同じ。こういうところが心憎い。ついでに、一緒に写っているシロクマは、フランスの彫刻家ポンポンの作品で、館林美術館にも小さめの同じシロクマが常設展示してあるので、とても親しみを感じてしまった。このどっしり感とやさしいフォルムと、それに白という色がいいなぁ。

inside_orsay

inside_orsay4 やはり駅舎時代をそのままに生かした内壁も、フランスらしさが出ていて、その模様をカメラにおさめておく。

view_from_orsay 美術館の窓からモンマルトルの丘が見えた。オルセーにいた時間は、確か夜の7時から8時半くらいだったと思うが、この明るさ。ヨーロッパの夏は日が長い。丘の上に立つのは、サクレ・クール聖堂

館内を歩いていると、画集やテレビでよく目にするそれは有名な絵画(特に印象派の作品)が次から次へと現れる。ルーブルと違って作品を眺める空間がそこにはあり、訪れる人々も鑑賞に来ている。これら有名な絵画を写真に撮る意味などないことをみんな知っているかのようだった。その絵を直に見ること、その絵を、彫刻をオルセーで見たということ、それでいいのだ。

たまたま、夜間開館の日に行ったのがよかっただけかもしれないけれど、オルセー美術館は想像していたとおりの素敵なところだった。

オルセーを出ると、ようやく日は完全に沈んで、あたりは暗かったけれど、またセーヌ川を渡りたくなって、歩き疲れた足をひきずって、今度はオルセー前にある比較的新しい歩行者専用の橋を渡って右岸に戻った。その橋の名前はソルフェリーノ。歩道面は木でできていて、ジョギングしている人やベンチに座って川を眺めている人、パフォーマンスしている人などを見かけた。右岸に渡って、そこからどうやってホテルに戻ったのか、どうしても思い出せない。たぶんだが、遅い時間だったのでオペラ座あたりからタクシーで帰ったのではないかと推測される。

オルセー美術館公式サイト http://www.musee-orsay.fr

つづく。

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