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2006/06/13

わたしのマトカ

片桐はいり 著

幻冬舎

今日から読み始めたので、まだ1/5ほどしか読みすすめていないのだが、書かずにはいられず。なぜかと言うと、私の分身のような人だと思ったからだ。著者が仕事で訪れたフィンランドでのことを中心にエッセイにしている。旅先で優先することとか、現地の人との触れ合いで感じることがとても似ている。それから、極端に計算が苦手というところも。著者いわく、チップを計算するくらいなら、タクシーを使わず、地下鉄とバスを乗り継ぐほうがどれだけラクか、と思うところ! 私との大きな違いは、帯にも「名エッセイ」と書かれているとおり、見事な文章力だということだ。うぅーんとうなってしまうほど、よく書けている。読み終えるのが惜しくなるような・・・ ところで、途中、ニューヨークの話が出てくる。地下鉄の駅名を見るだけで、その駅の地上がどんな景色かが分かるほど通なようだ。ローワーマンハッタンについて「そうだな~」と思わせる一文があった。それは、WTCがあったときは、“ローワーマンハッタンで道に迷ったときは、あの双子のビルを目印にして道を選んだものだ。”というくだり。確かにそうだったなぁ・・・と思う。

ところで、不意に思い出したのだが、学生のときに私は授業が終わるとよく映画を見に出かけていたのだが、何の映画だったか・・・確かメル・ギブソンの「燃えつきるまで」だったように思う・・・、そう渋谷の映画館で私の隣に片桐はいりが座ったのだ。お互いに一人だったと思う。映画が始まってから何気なく横を見たら、見覚えのある横顔が。すでに彼女はメジャーだったから、ピンときた。もちろん声などかけることはしなかったけれど。

まあ、そんなことはどうでもいいことだが。

この本、装丁もとても素敵。

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