« とるにたらないものもの | トップページ | guerilla gardener »

2006/10/10

Christina's World

今年の冬MoMAに行った。リニューアル・オープンしてから初めて。今回はごく短い滞在期間中、2回行った。そして、コレクションのなかでアンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」という絵に私はくぎ付けになってしまった。この絵は有名だから以前から知っていたのだが、素通りしていたと思う。単なるシュールな絵画だと思っていた。しかし、ワイエスがこの絵に込めた思いや、絵のモデルであるクリスティーナの境遇を現地で知るやいなや、突然この絵から目が離せなくなってしまった。

・・・・・以下 Wikipediaより抜粋

代表作「クリスティーナの世界」に登場するクリスティーナは、ワイエスの別荘の近くに住んでいたオルソン家の女性である。生来過保護に育ったワイエスは、この、ポリオで足が不自由な女性が、何もかも自分の力でやってのける生命力に感動し、出会いの時からその死まで30年に亘ってこの女性を描き続けた。

以上・・・・・・

Wyeth08

←Christina's World

ワイエスは、身体が不自由なクリスティーナと、彼女の世話をし生涯独身だったクリスティーナの弟と長きに渡って(彼らが亡くなるまで)交友を持っていたという。そういうバックグラウンドを知るにつけ、この絵のもつ意味(ワイエスのオルソン姉弟に対する敬愛の念)がひしひしと伝わってきて、私にとって忘れられない一枚となっている。

さて、MoMAの建物について。日本人の谷口氏の設計によるもので、オープン当初の話題性は非常に高かったものだ。訪れてみると確かにモダンアートに相応しい佇まいであった。シンプルで機能的。いつまでも飽きないであろう造りになっている。各階ごとに自然に作品を見て回れるようになっていて、評価できる。(美術館で困るのは、館内を回るのに頭を使う造りになっている場合。)

Ny2006jan_016_1 ←中央の吹き抜け

Ny2006jan_moma2 ←マティスの「ダンス」はこんな面白い場所に展示されていた。

Ny2006jan_025 ←中庭から見た外観

MoMA http://www.moma.org/

« とるにたらないものもの | トップページ | guerilla gardener »

twitter

  • twitter
無料ブログはココログ