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2007/02/20

Edward Hopper

日経新聞のエドワード・ホッパー特集の最終回を読み終えた。

私がホッパー作品をなぜ好きなのか?について考えると、それはとてもアメリカを感じる作品だからだと思う。ホッパーはパリに数年間滞在していたそうだが、決してヨーロッパの伝統的な手法を模倣することなく、独自の世界観を切り開いた一人だ。私自身、かつてあこがれを抱いたアメリカの、一番良かったアメリカの最後の部分を見出すことができる、だから惹かれるのだと思う。

記事によれば、ホッパーは1967年、ニューヨークのワシントン・スクエア・パークを見下ろせるアトリエの椅子にかけたまま静かに亡くなったそうである。そこは、マンハッタンのダウンタウン、ニューヨーク大学のビルが点在する一角。60年代のその公園はどんな雰囲気だったのだろう。70年代、80年代はちょっと危険な匂いのする場所だったようだが、今はチェスをする人や犬を放せるスペースなども設置され、とても平和な公園だ。

ホッパーの絵の中で、一番好きなのはやはりあの有名な「ナイトホークス」だ。記事では、この作品には、不吉なことがこのあと待ち受けている、という見方が紹介されていたが、私はそう考えない。大都会NYだから、人々が寝静まった深夜でもカフェが光をたたえ、夜更かしを楽しみたい大人の世界を演出している、そんなふうに思いたい。ナイトホークスはシカゴ美術館所蔵ということだ。目下の目標はこの絵を生で見ること。

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