« for them who couldn't say the word "love" | トップページ | Helsinki 3 »

2007/05/29

Helsinki 2

Helsinki_163

ヘルシンキからバスで1時間ほどのポルヴォーという街から、3時間かけてフェリーでヘルシンキに戻った。長時間外気に触れていると、夏とはいえ、体が冷え切ってしまいそうになったが、水辺に面したコテージなどは目を楽しませてくれた。 (でも3時間はちょっと退屈)

港に着いたのは午後7時を回っていて、その日はヘルシンキ・フェスティバルの企画のひとつ、夜8時からの、St. Jone's Churchでのオルガン・リサイタルに行こうと思っていたが、間に合うかどうか迷うところで、でも大急ぎで、カフェで軽食をとって、タクシーを拾って教会まで行ってみた。帰りはトラムでホテルまで戻るつもりだったので、タクシーの運転手に教会前を走るトラムの路線名を尋ねると、親切に教えてくれて、ちょっと安心する。住宅街で静かすぎる場所だったし、治安は悪くないとはいえ、暗くなってしまうと、道に迷うのは恐かったから。

教会に集まってきていたほとんどの人は、地元の人たち。どこかの国の観光客もちらほらいたと思う。演奏前に主催者の挨拶があり、それはフィンランド語だったため、さっぱりわからず。そして、6曲のオルガン演奏が始まる。演奏者はすべて入れ替わった。そして、驚いたことに、オルガンというのは、教会の巨大なパイプオルガンだった。その日私は、生まれて初めて、生でパイプオルガンの音色を聴いたのだった。身近に教会があって、こんなに心落ちつく音楽を日常的に聴くというフィンランドの人々の生活は、なんというか、「成熟度の高さ」のようなものを感じる。そんな空間で私は、後ろのほうの、隅のほうからちょっとだけ味わわせていただくという謙虚な気持ちになっていた。

Helsinki_166_1 Helsinki_177 左:教会内部正面

右:後方のパイプオルガン

Helsinki_200 St. Jone's Church

写真はクリックすると大きくなります

« for them who couldn't say the word "love" | トップページ | Helsinki 3 »

twitter

  • twitter
無料ブログはココログ