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2007/11/11

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国立新美術館で開催中の「オランダ風俗画展」に行った。この新しい美術館を訪れたのは今回が初めて。夏に六本木ヒルズの展望台からこの洒落た建築物を眺めたのだが、想像していたより落ち着いた雰囲気だった。先日亡くなった黒川紀章設計によることで建築物としても話題にもなり、私は絵画よりも建物の探索に夢中になってしまう。

(写真はクリックするとややサイズが大きくなります)

Gaikan1 Gaikan2 外観

うねるような外観。ガラス窓の外側には、青み(緑?)がかった透明なガラス(?)の板が地面に平行した方向で組まれている。遠くから見るととっても柔らかい丸みを感じさせる効果を出しているように思った。

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窓の内側は、ビル工事現場に組まれる足場のようなものが張られていた。

この美術館の印象だが、モダンだが、どこか懐かしさもある、といったところだろうか。正面のガラス張りとその形状は超モダンだが、その内側の展示室側の壁は、「和」を思わせる。日本的というのではなく、東京的といった感じがする。

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Resutoran 空中庭園のような円形のカフェとレストラン(奥の、上に広がる円筒形の頂上がカフェ。手前に壁しか見えていませんが、この上にはカフェよりさらに高い位置にレストランがあります)

さて、展覧会のほうだが、なんと、この夏の旅行でアムステルダムで見たフェルメールの「牛乳を注ぐ女」が目玉で、再会することとなった。同じ時代の風俗画もたくさん来ていたが、やはりフェルメールの絵は誰が見ても傑作だろう。他の画家の作品とは別に、大きな一室に彼の作品だけが特別に展示されていた。この時代(17世紀)のオランダはいわゆる黄金時代だ。この国が世界で最も繁栄していた時代の庶民の生活を絵の中に楽しめる企画となっている。中には、酒に酔った男女の面白い絵もあり、当時のオランダの人々の生活ってこんな感じだったのか・・と、いつまで見ていても飽きない絵が多い。

Milkmaid 牛乳を注ぐ女(とても小さなサイズの作品)

アムステルダムの国立美術館に行ったとき、実は全面改装中で、ちょっとがっかりしたのだが、隣接する小さな空間で代表的な作品(レンブラントの夜警など)だけ展示していて、なるほど、今回フェルメールなどの作品が日本に貸し出された理由がそこにあったとは。

ところで、このような企画展が日本で開催されると、ミュージアムショップには、作品にちなんだグッズがラインナップされる。こんなものまで!といつも笑ってしまう。今回も、牛乳を注ぐ女マグネット、牛乳を注ぐ女クリアファイル、牛乳を注ぐ女スカーフ、牛乳を注ぐ女ストラップ、牛乳を注ぐ女あぶらとり紙・・・ なにも、あぶらとり紙まで作品にちなむこともなかろうに、と苦笑してしまった。かく言う私も、記念にクリアファイルを1枚買っているのだが。

Haato 吹き抜けのカフェ(1Fのフラットな広い空間にある)でカフェラテを注文したら、ハート模様が。このラテ、味もとても美味しかった。こんなちょっとしたことで、ほんの少しだがハッピーになれるのはどうして?

Isu 地階に続くエスカレーターを降りたところに、エッグチェアーに似た椅子があったので、思わず座ってみた。“包まれる感”があって、リラックスできる。こんなの家に欲しい。映画見るときとか読書するときにあったらいいなぁ。

ちょっと残念だと思ったのが、トイレの空間が意外にも狭かったことだ。できればトイレは広々であってほしいと思うのは私だけだろうか。

国立新東京美術館、建物を見るだけでも行く価値あると思う。

東京に住みたいとは強くは思わないけれど、文化的なスポットが多いことでは魅力的な都市だと思う。「そうだ、気が向いたからちょっと絵でも見に行こうかな?」と思い立ってすぐに出かけられる場所が点在することにとても憧れてしまう。

http://www.nact.jp/

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