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2007/12/19

non title

12月に入って、何人かの方よりグリーティングカードが届く。私もプレゼントを贈ったり、カードを書いたりと、忙しないなかでもそれだけは忘れずに行う。

今日は一日の中にいろんなことがあり、3日分くらいを経験した感じ。なかなか充実していた一日であった。最後の互助会のあと、G教授が「仏壇が完成したので写真を見てください」とおっしゃり、パソコンの画面で拝見した。仏壇というのは教授のDIYによるもので、以前その話を聞いたことがあった。ようやく完成したので、という話だった。アメリカ人の教授が仏壇を作るというのもミスマッチなように思うが、そこがなんとなく素敵である。出来栄えはプロ級と見た。

そのほかに、教授の故郷、サウスダコタの写真もたくさん拝見した。一番印象に残っているのは、先生が通った小学校の校舎の写真だ。小さな小さな校舎。草原のようなところにポツンと残った廃墟。「まるで『大草原の小さな家』の風景ですね」と言ったところ、「そうです。だってその本の作者はサウスダコタ出身ですから」と。それから、人口400人余りの小さな街のメインストリートの写真など、まるでロードムービーのワンシーンのようであった。それから先生のご両親のお墓の写真。一枚の石に、左側にお父さん、右側にお母さんの名前と生まれた年と亡くなった年が刻まれていた。

先生が生まれ育ったのは、サウスダコタでも北部、ノースダコタとの州境近くだそうだ。冬になると相当寒いようで、先生が体験した最低気温は零下40℃とのことだ。見渡す限り何もない(農場が広がる)ようなところなのだが、こんな場所に住むのも、ひとつの人生なんだろうとしみじみ思った。車がなければまるで生活できそうもなく、退屈そうでもあり、でも、おおらかに暮らせそうでもある。いかにもアメリカの原風景。

それから、今年の2月に旅行したカンボジアの写真も拝見した。アンコールワットは有名だが、そのほかに、70年代にポルポト派により多くの国民が虐殺されたことを負の遺産として残す場所で撮った写真を。ちょうど、私も夏にアンネ・フランク・ハウスに行ったときに感じたことなど話し、足が重いが、実際に見ておかなければならない場所ってある、というような話をした。本で読んだだけでは完全に理解できないものだ、というようなことも。

写真と地図を見ながらいろいろお話を伺い、充実した一日をしめくくった。

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