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2008/01/23

My Year (一年中わくわくしてた)

ロアルド・ダール 著    クェンティン・ブレイク 絵

柳瀬尚紀 訳

評論社

大学図書館の新着情報にロアルド・ダールの名前があり、早速借りてみた。これまでこの著者の作品は「あなたに似た人」という短編集しか読んだことなかったが、これが結構独特の世界をもっていて面白く、著者名が記憶に刻まれていたのだ。アメリカ人かと思っていたが、今回、イギリス人だと知った。

「一年中わくわくしてた」は、12ヶ月をひと月ごとにエッセイで仕上げてある。著者の子供のころの一年を子供の心で感じたままに描いている。動植物に関心があり、その観察力は目を見張るものがある。私の場合、子供のときの一年の感覚を月ごとに鮮明に現せるのは8月くらいで、あとは春夏秋冬での区切りになるのだが、この著者はなんと細かく季節を感じているのだろう、と思う。わくわくしたことや失敗談など、とりわけ著者が鳥の卵を収集していた事実は魅力的な話である。(もちろん卵の中身は出してコレクションにしていたようだ)モグラの話も心に残っている。自然と触れ合うことは、人生において、ないよりたくさんあったほうが良いのだと思わせる。

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