« rain | トップページ | non title »

2008/02/07

Broadcast News

ブロードキャスト・ニュース 1987年 アメリカ映画

あらすじ

ワシントンTV局の敏腕女性プロデューサーのジェーンは、ニュース・ライター兼レポーターのアーロンと共にその才をふるっていた。しかし地方局からワシントンへやって来たアンカーマン、トムの出現は二人の関係に微妙な変化を及ぼしていく。トムは機敏な才覚をもって、次第に出世していく。ジェーンは、トムとの結婚を考え始めるが……。TV局報道センターの内側を描くと同時に、女一人男二人の三角関係をさらりと描いた人間ドラマの秀作。ハート、ハンター、ブルックスすべて好演。ジャック・ニコルソンがベテラン・アンカーマンとして友情出演している。(allcinemaより)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

80年代の映画のなかでも大好きな作品。久しぶりにビデオで見た。この映画は、友情、恋愛、仕事の3つがどれもがメインテーマとなっている。個人的には、アンカーマンとしてトム(ウィリアム・ハート)がテレビ局にやってくる前の、ジェーン(ホリー・ハンター)とアーロン(アルバート・ブルックス)の絶妙なコンビネーションが好きだ。あうんの呼吸というか。ジャーナリズムに対する二人のポリシーがこの映画の主軸を成している。

トムとアーロンの違いは、矛盾ばかりの現代社会の縮図とでもいおうか、要するに、実力だけでは出世できないとか、たまにはズルしても結果オーライとか。それをトムを見て知るのだ。世の中はトムのように器用にスルスルと、かなり運も見方して進める人もいるのだと思い知らされる。でも、私は不器用なアーロンに惹かれる。だから自分の居場所を求めて地方の局へと潔く去るアーロンに拍手を贈りたい気持ちにいつもなる。しかし、ジェーンは器用なトムに惹かれる。彼女はキツイが魅力的な人物で、この映画を見た誰もが思うと思うが、妥協しない、最後まで最善を尽くすところ、身につまされる。その思慮深さや知識の豊かさがニュースのプロデューサーとして大いに発揮されている。最初のほうの、戦地から帰ってきた兵士のレポートの場面で、ノーマン・ロックウェルの絵をインスパイアしたところなどすごい。そういう引出しを沢山もっている人を演じている。

最後に・・・番組で視聴者の感動を呼んだトムのレポートのシーンの撮影方法に疑問をもったアーロンが、ジェーンにその疑問をぶつけて、ジェーンは編集前のテープを見る。すると、なんと、トムはニュース番組にもかかわらず、自身の涙を演出していた、という事実をジェーンは知る。このことがジェーンのトムに対する信頼を一気に崩壊させる。どんなに妥協しても、この部分だけは許せないのだった。プロとして。

7年後、3人は再会する。それぞれがそれぞれの居るべき場所でがんばってきたから、堂々として再会できている。少し成長して。

それから好きな場面は、ジェーンがタクシーに乗る場面。運転手にこの時間帯なら、どの道が最適か伝えるところ。

いい仕事は一人ではできない。チームワークが大切だ。映画のなかのテレビ局の社員の奮闘ぶりをみて、自分もチームワークでもっともっといい仕事をしたいと思う。そういうふうにできたときって、やっぱり充実感が倍増するし、かかわっているみんなが気分いいと思う。気分がよければ、次の仕事もきっとうまくいくものだ。

« rain | トップページ | non title »

twitter

  • twitter
無料ブログはココログ