« non title | トップページ | Lust Caution »

2008/02/02

Reign over me

「再会の街で」 2007年 アメリカ映画

オフィシャルサイト↓

http://www.sonypictures.jp/movies/reignoverme/

あらすじ

キャリアと愛する家族に恵まれ、誰もがうらやむ順風満帆な人生を送るニューヨークの歯科医アラン(ドン・チードル)。ある日、彼は911の飛行機事故で妻子を亡くし、消息がわからなくなっていた大学時代のルームメート、チャーリー(アダム・サンドラー)を街で見かける。元歯科医のチャーリーは、今や世捨て人のような生活を送っていて……。(シネマトゥデイ)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

感想

映画を見終わったとき、本当の友情ってなんだろう?と考えてしまった。とかく“同情”に走りがちな友情が多いが、思いも寄らぬ大変な精神状態のときには、その同情がかえって邪魔になるのではないか。それよりも相手を“理解する”ことができるかどうかなんだと思う。そして、一方的ではなく、“自然に”自分の悩みや問題などを、病んでいるかもしれない相手に話せるくらいじゃなきゃ本物じゃないかもしれない。そういうやり取りのなかで、相手がいつしか心をほぐしていけるならば、それが本物。

冬のNYが舞台。チャーリーが飛ばすスクーター(立ったまま乗るタイプ)が街を駆け抜けるシーンはイカシテいる。音楽もクール。

この映画の見所は、やはり一番はチャーリーの本当の心の内がどうなのか、というところだろう。亡くした家族のことに触れたがらない彼は、暴力的で救いようがないように思える。しかし、やり場の無い究極の悲しみの前にあっては、必然と言える状態なのだ。最後に、彼が「写真なんか見なくたって、妻や子供の顔は思い出せる。街を歩いているみんなが妻や子供たちに見えるんだ。」(正確ではないが、こんなセリフだったと思う)と心の底から湧出るような言葉で言うシーンには心打たれる。

« non title | トップページ | Lust Caution »

twitter

  • twitter
無料ブログはココログ