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2008/05/18

Charlie Wilson's War

チャーリー ウィルソンズ ウォー

http://www.charlie-w.com/

1980年代の米ソ冷戦のあおりを受けたアフガニスタンの難民を救うべく動いたアメリカのある下院議員チャーリーについての、実話に基づいた映画。ひとえに、80年代ってどんなだったかな、という興味で見に行ったのだが、現在の世界情勢についても同時に考えさせられた。当時中高生だった自分は、世界情勢にはほとんど関心がなく、いまになって、そういうことだったのかと改めて知ると、現実に世界で起こっていることを当時“知らなかった”ことを愚かだと反省するのである。それにしても、自立していない不安定な地域の安定的な時代はいつ訪れるのだろうか。この映画のアフガニスタンを考えてみても、冷戦でソ連軍に侵攻され、しかしアメリカによる武器提供によりアフガン兵はソ連軍を撃退し、やがて冷戦は幕を下ろすが、いまのアフガニスタンは過激派の温床となっている。ソ連を撃退した勢いがその後、弾みをつけてしまった。世界の情勢は、何かがひとつ解決しても、常に動いていて、“勢力”は結局安定とか平和の方向のみに必ずしも向かうわけではないことを思い知らされる。先日、アフガニスタンのカルザイ大統領暗殺未遂事件が起きたことをみても一目瞭然だ。数年前、国民による総選挙が行われ、あの国は確か“平穏”に向かうはずだったのではなかったか。その後一時的な平穏は見られたと思う。ところが、その後事態は急変し、自爆テロは減るどころか増加している。せっかくあそこまで漕ぎ着けたのに、とても残念に思う。それでも、何かをしなければならないのだろう。そこに弱者がいるかぎり。国際社会は今後もこのような国を監視し、策を講じていく必要があるのだろう。何もできない自分がはがゆいが、せめて“知らなかった”ということのないよう、様々な情勢を見守りたい。

ところで、この映画の80年代のオフィスや生活空間の様子は、やはり懐かしい。パソコンや携帯電話はまなだなく、電話器はバカでかく、外電を打ち出すプリンターはインクリボン式。

それから、思ったとおりフィリップ・シーモア・ホフマンの存在が光っている。

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