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2008/05/27

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ここのところ、せせこましい自分がいて、これはいかん、と思っていた夜にNHKの番組「プロフェッショナル」を見て、姿勢を正す。もっと大きなものを見ようと思う。ちゃっちゃと目の前の雑務をこなし、少しも時間を無駄にしないで、新しいことを生み出す時間を作ろうと思う。

プロフェッショナルは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の高嶋由美子さんの仕事の流儀を紹介していた。大きなことをしているなぁ、と思う。でも、きっと一から十までやっているのだろう。あのエネルギーはどこから来るのか。いつも番組で紹介される人に共通して言えるのは、大きな失敗をしているから今がある、ということだ。挫折をバネにする、とよく言われるが、まさにそれだ。そのバネは半端じゃない強さで跳ね返るバネである。自分はどうだろう。失敗しても「気にしない」と開き直っているではないか。だめだめ、気にしなくちゃだめなんだ。

それにしても、世界には難民がなんと多いことか。紛争は絶え間なくどこかで起こっていて、終わりが見えない。でも先進国は手を差し伸べていて、その中に高嶋さんをはじめとする日本人もいることを誇りに思うのは、私だけではないだろう。高嶋さんの仕事の進め方には肯けるところがある。それは、政府と難民の間に立って調整や交渉はするが、提示された条件のもと、「決めるのは難民一人一人」ということだ。(高嶋さんの言葉では「自分で決めてこそ、人生は切り開ける」) 決して強制はしていない。それぞれの意思を尊重している。新たなキャンプ地の交渉がついても、そこにとりあえず移る難民の将来は100%保障されるわけではない。また、紛争で追われた土地にもどる人もいるが、そこに明るい未来が約束されているわけではない。それでも、当面のことを難民自身が決断することが人を強くさせるのだという。そのために、ひとつでも多くの選択肢を生み出そうと努力を重ねるUNHCRの働きに今後も注目したいと思う。

難民の女性が赤ちゃんを抱いて言った「この子の名前はユミコ」にぐっときてしまった。

UNHCR http://www.unhcr.or.jp/index.html

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