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2008/09/24

San Francisco 2

8月某日

2日目

Resize0019 Sears Fine Food

早朝、散歩でもしようと思っていたのだが、ホテル周辺は散策したいと思うような雰囲気は感じられなかったので、朝は8時半ごろ起きて、ホテルから1ブロックと離れていないカジュアルレストラン(Sears Fine Food)に朝食を食べに行った。店内はとても混んでいて、カウンターの一番隅の席に案内された。しばらくすると、年配(60代か?)のウェイトレスがカウンターの向こうから、「コーヒー飲みますか?」と聞いてきたので、「お願いします、そして・・・」とさらに注文しようとしたら、すーっとあっちへ行ってしまった。朝からまたうまくいかないなぁ・・と思っていると、彼女はすぐにコーヒーとたっぷりのミルクを差し出してきた。そしてそれからこちらの注文に耳を傾けるのだった。彼女なりの順番があるのだ。確かにコーヒー、最初に飲みたかったのだ、私は。それなので、とりあえず、コーヒーを出す、これって素晴らしいことじゃあないか、と逆に感動した。このやり方、悪くない。無愛想だがきちんと仕事をこなしている。にこりともしないけれど確実に。それこそもう40年か50年、その仕事一筋であるかのように。そして、私はこの店の人気メニューらしいパンケーキとオレンジジュースをお願いした。パンケーキは確かにとても美味しかったが、なにより搾りたてらしいオレンジジュースの美味しかったことと言ったら!これはなかなか日本では味わえないオレンジジュースだ。しかも、大きなグラスにたっぷりと。氷は入っていなかったけど、それでよかった。喉が渇いていたものだからゴクゴク飲んだ。この味は・・あの味だ! そう、初めてのNYのホテルの朝食で出てきたオレンジジュースそのものだったのだ。にわかにそのときのことを思い出した。当時は日本でオレンジジュースといえば、果汁10%とか30%の砂糖で味付けした人工的な甘さのものか、さもなければみかんを搾った酸っぱいオレンジジュースだったので、カリフォルニアとかフロリダオレンジ100%ジュースには痛く感動したのだった。

そんな感動を思い出し、無愛想ではあったけれど、コーヒーのお代わりまで勧めてくれたウェイトレスさんには、チップをちょっと弾んだのであった。

UCバークレー
一旦ホテルに戻って、身支度を整えてからBARTの駅に向かった。電車で郊外へ行くときはやや緊張する。降りる駅を間違えないように注意して、約30分ほどのDowntown Berkeleyで下車。

Resize0020 Downtown Berkeley駅 地下鉄を登ったところ

大学の街らしく、新聞やフリーペーパー用のボックスがズラリ。

地図を確認しながら大学の入り口まで歩く。徒歩10分くらい。アメリカの大学のわりにはこじんまりとしている、などとどこかに書いてあったが、いやいや広くて中をくまなく歩くなんてできないほど。そこで、キャンパスが一望できるセイザータワーに行ってみた。展望台まで行くには2ドルかかり、受付の人に荷物を預けなければならないということだった。パスポートやお財布が入っていたので、持って行きたいと主張したがダメだと言われて、言われるとおりに。番号札だけつけて受付の後ろにポン、と置くだけだったので、ちょっと不安に思ったが、そのままエレベーターへ。エレベーターでは椅子に座った太った女性がボタンを操作してくれた。
タワーの展望台からの眺めは写真のとおり。

Resize0015_2 セイザータワー

Resize0017 タワーからの眺め

写真奥にはベイエリアも見え、さらにゴールデン・ゲイト・ブリッジも見えた。キャンパスは統一感のある建物群が美しい。

Resize0020_2 反対側は小高い山になっている

帰りのエレベーターで、先ほどのエレベーター係りの女性が、乗り合わせた老夫婦にどこから来たか?と質問していた。彼らはドイツからの旅行者で、カリフォルニアの主な観光地を回っていると言った。次に、私にも同様に聞いてくれたので、簡単に答えた。帰り道、あんな狭い窓もない箱のなかで、毎日登ったり降りたりを繰り返す彼女の仕事について考えてみた。大学の中にはたくさんのスタッフが働いていて、彼女もその一人だろう。単調な仕事だけど、海外からも旅行者が訪れるような大学で働いていることに誇りをもっているにちがいない。(私の勝手な想像に過ぎないけれど・・・) いま、この瞬間も、地上93mまでを箱に乗って往復を繰り返しているのだ。たくましい。

Resize0018 キャンパスマップ

Resize0016構内にはこんな自然も残されていた。

林の奥に人が写っているが、その小ささでこれらの木がすごく高いものだとわかってもらえると思う。

つづく

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