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2008/09/26

Yosemite

ヨセミテ国立公園

8月某日

日本を発つ直前に、サンフランシスコからのヨセミテ日帰りツアーに申し込んでおいた。

朝、ホテルでピックアップしてくれ、いざ出発。遠くから眺めていただけだったベイブリッジを渡り、前日に地下鉄で行ったバークレーを左手に見ながらフリーウェイで一路、ヨセミテへ。フリーウェイというだけに、料金所は一切ない。初めて知ったのだが、アメリカの道路で料金をとるところはどこにもないそうだ。本当かなぁ。(トンネルとか橋の通行料をとるところはある) マイクロバスをシャープにコンパクトにしたような車だったのだが、かなりの高速で走った。

アメリカで大都市から大自然に飛び出した旅行は、今回が初めてだった。なので、それはもう、わくわくしていた。映画やドキュメンタリーで見るアメリカの内地をこの目で初めて見るのだから。(内地といっても、アメリカは広大だから、ヨセミテなど地図で見れば太平洋にものすごく近い感じがするけれど)

他のツアー参加者(全員日本人)は、時差ぼけからか疲れからか、車中ではほとんど寝てしまっていた。しかも、ブラインドを下げて!これはとても信じられないことだった。みんな、車窓からの景色を見ずしてよいのか?ヨセミテだけを見ればよいのか?確かに景色はあまり変化がないが、まぎれもない“あのアメリカ”がそこにはあったため、私は瞬きも忘れて(ちょっと大げさかな)窓の外を見続けていた。

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カリフォルニアは 「アメリカの台所」といわれているとか。このあたりは灌漑農業がさかんで、乾いた大地に水が引かれ、干草、アーモンド、とうもろこし、ぶどうなどの広大な畑が延々と続いていた。

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映画で見ただけだったこんな光景が目の前に

サンフランシスコはカラッとしていて海が近いためか、涼しさや寒さも感じたが、内地に向かうほど暑くなってくる。

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途中、風力発電のための風車がたくさん設置された丘陵地帯を通る。これも初めて見る景色だ。何もない丘に整然と風車が並んでいるものだから、その美しさにうっとりしてしまう。ここは地球なのか?と一瞬違う惑星にいるような錯覚を起こしても不思議ではない。

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まるで「大草原の小さな家」に出てきそうな景色。いくつものクリーク、ぽつんと見える牧場や家々。時間がゆっくり流れていそうな場所。こんなところに住むのはどんな感じなのだろう、と想像は膨らむ。

途中(もうヨセミテに程近いところ)、マリポサという町に寄る。ここはかつて、ゴールドラッシュに沸いた町。「マリポサ」とはスペイン語で蝶(の一種?)の意味だそうだ。メキシコで見られる蝶が風にのってこのあたりに来たことが由来だとか。ゴールドラッシュは1840年代で、当時大陸の東から人々はやってきたわけだが、陸を西へ向かうと盗賊に襲われる危険があり、大変恐れられていた。そこで、南米最南端をまわり、船でサンフランシスコに来て、そこから馬車でこのマリポサのまで到達するというルートをとっていたそうである。当時600隻もの船がサンフランシスコの港に停泊していたとか。

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マリポサ

そして、いよいよヨセミテに入る。地理でも習ったシェラネバダ山脈の一部だ。驚いたことに、ヨセミテも暑かった。気温は30℃を超えていたらしい。そして、残念なことに、滝が水を涸らせていた。先シーズンの冬は雪が少なかったのと、夏場は水量がもともと少ないせいだという。

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エル・キャピタン

エル・キャピタンは花崗岩の一枚岩。そう考えるとすごい。高さ約1100m。ロッククライマーの聖地だそうだ。目を凝らして見ると、小さな点が動いているというのだが、あまりにも遠くてなかなか探せない。普通は何日もかけて休み休み登るのだそうだが(10日くらいかかる人もいるとか)、最短時間の記録をもっているのはなんと、日本人で約2時間だそうだ。

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ハーフドーム

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ヨセミテ・バレー

氷河による侵食でこのような美しい渓谷ができたという。両サイドが斧でパシッと縦に割ったようになっていて、目を楽しませてくれる。

日帰りのため、ほんのさわり程度のヨセミテであった。ガイドさんが言うには2泊はしないと完全に満喫はできないそうだ。見所のひとつ、セコイヤの大木も見られなかった。

ただ、今回、ヨセミテまでの道中の景色を楽しむことが大きな目的の一つだったので、強行だったけど行ってよかった。

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片道4~5時間かけ、夕方サンフランシスコに戻る。

ベイブリッジを渡るときに、ベイエリアにかかる霧を見た。そういえばこの街は霧が名物。想像していたのとは違い、雲のように厚い霧がエリアを覆う感じだった。

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