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2009/12/18

Lautrec

先日、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の、ロートレック・コネクション -愛すべき画家をめぐる物語-に行った。

展覧会詳細 http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/09_lautrec/index.html

ロートレックは幼少期の不慮の事故により下肢の成長が止まるという不幸に見舞われながら、パリのモンマルトルの劇場や酒場で、当時の芸術家や踊り子、娼婦らと、積極的に交流したという。この時代のパリの歓楽街に居たということ自体が大変興味深い事実であり、ロートレックの作品から当時のモンマルトルの様子も知ることができる。

ロートレックというとポスターで有名だが、画塾できちんとした教育も受け、ポスターだけでない作品も残している。この展覧会ではロートレックの油彩画なども見ることができる。しかし、ロートレックといえば、ポスター。ポスターが最も印象に残る。いままで折に触れ見たことのあるポスターも来ていた。音声ガイダンスによる解説も聞いたのだが、それらポスターにまつわる背景も知ることができて、満足感は十分得られたのだった。

ロートレックという画家自身が交流のあった身近な人々を描いている、というところが、それら作品に深い味わいを与えている。

様々な交友関係のなかで、特に、ゴッホとの交流のことを初めて知った。ゴッホというと友人もあまりなく、生前は作品も評価されず、暗い影を感じてしまうが、あるときゴッホの作品をけなした人に、ロートレックは激怒して、殴りかかったというエピソードがあるという。不自由な小さな体でゴッホをかばうロートレックを想像すると、とても優しい気持ちにもなれる。

それから、有名な話だが、ユトリロの母親のヴァラドンと恋愛関係にあったというエピソードも、当時のモンマルトル界隈を想像するときに、その想像をかきたてられる。

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