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2010/03/28

ニューヨーク,アイラブユー

映画「ニューヨーク,アイラブユー」を見た。

10人の監督がNYを舞台に作品を撮り、11人目の監督がそれらを繋ぐというものだった。これほど多くの短編がどうしたらこんなに上手くひとつになるのだとう?と思えるほど、ひとつの作品として完成されていた。移民の街であるニューヨークの独特の雰囲気も色濃く出ていたと思う。

オフィシャルサイト http://www.ny-love.jp/

2010/03/27

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NHK-BS1の「経済最前線」が昨日、最終回だった。

先日も書いたが、本当に良質な番組だったと思う。キャスターの二人の最後のコメントもよかったなぁ。特に露口キャスターの、資源の乏しい日本の財産は人材であり、近年は会社が筋肉質になろうとリストラや派遣切りを行っているが、日本の経済の発展には安心して働ける職場が必要であり、それを願う・・ということをはっきりした物言いで語っていた。心がじわーっと温かくなり、何かが溶け出すように涙してしまった。経済情報番組を見て泣いたなんてこと、初めてだ。よい仕事、よいアイデア、やる気は安心あってこそ生まれるものだと私も思う。

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昨日の帰り道、ふと気づいたことがある。通勤途中の食堂のおじいさんとゴールデンレトリバーのコンビを最近見ていないのだ。もう3ヶ月以上は見てないような気がする。たいそうおじいさんはゴールデンを可愛がっていた。たまたま、だといいのだけれど。

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以前、確か古本屋で買った「ユリイカ」の19巻7号(1987年発行)をパラパラ読んでいたら、レイモンド・カーヴァーについてのページがあり、なるほどなぁ・・と思う箇所があった。

「彼の作品にすんなりと共感できるということは、べつに文学的な感性のあかしでも何でもない。むしろそれは、読者がラディカルと呼ばれるもののすべてをこばみ、出口を見つけようとしないやわらかい保守主義にひたりきっていることのあかしでしかないだろう。」(本文より)

ガーンという感じだ。まったくもってその通りかもしれないと思った。自分には確かにそういうところがあるのだ。

でも、カーヴァーが好きだ。急に読みたくなって、「カテドラル」を読んでいる。

2010/03/24

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昨年秋にかかっていた歯科よりハガキが届き、定期健診を勧めるもので、行ってみた。4ヶ月ごとの検診を推奨していて、今回特に問題なく1回で済んだのだが、歯科衛生士によると、親知らずを抜いてもよいのでは?とのコメントがあり、やや動揺している。以前かかった歯科では、歯はできるだけ抜かないほうがよい、と言われたのだ。支える歯が1本でも多いほうがよいという理由で。ところが、今回は下の2本の親知らずは、上に噛みあわせの親知らずが生えてないから、あまり意味がなく、隣の歯との間に隙間ができていて、物が詰まりやすく、今後悪化の一途をたどるだろうから抜いたほうがいいかもしれない、というのだ。歯を抜くなんて子どものとき以来だし、私にとっては一大事なので、「じっくり考えさせてください」と言って帰った。たぶん、よっぽどのことがないかぎり抜かないとは思う。

twitterのアカウントを少し前に取得してみたが、なんだか使い方がよく分からずである。昨日、東京12チャンネルの夜の情報番組で、twitterが生み出している効果についてレポートしていたが、私はまだその良さを味わうほど、使いこなせていないし、理解していない。このまま、その便利さに気づかずにブームが去るのだろうか。それとも、この波に乗り遅れてしまうのだろうか。でも、いくらパソコンを使うからといって、全てのトレンドに乗らなくてもよいとも思う。ミクシィもいまひとつ楽しめなかったし、使わなかったし、でも支障きたしていないしなぁ。

NHK-BS1の23:40から放送している「経済最前線」を寝る前によく見るのだが、今週で番組が終了してしまうというアナウンスがあった。とても、とても残念だ。キャスターの二人がとてもよかったので。この二人に好感を持っていた視聴者はきっと多いと思う。二人の掛け合いが、わざとらしくなく、真面目さもあり、愛嬌もありで。またどこかの番組でお目にかかりたいなぁ。

経済最前線のキャスター http://www.nhk.or.jp/saizensen/caster/index.html

2010/03/22

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最近の出来事

映画、シャーロック・ホームズを見た。

ロバート・ダウニーJr.とジュード・ロウが主演というだけで充分で、これまでのシャーロック・ホームズのイメージとはまったく違う映画だということは、この際どうでもいい。ホームズとワトソンの深い友情(というか腐れ縁?)はちゃんと描かれていて、見る側を満足させていたと思う。19世紀のロンドンの様子もCGだが圧巻。テムズ川を中心に、こんな感じだったのかと楽しめる。産業革命に沸いて世界の中心だった頃のロンドンは、意外にダークな感じだ。また、最も楽しめたところは、ホームズとワトソンの服装だった。良き時代の良質なファッション。ジュード・ロウが着ていた上等なツイードのロングコートとか、ロバート・ダウニーJr.の質感のあるコットンシャツや、サスペンダーで履いているウールのズボンとかが素敵なのだ。まあ、着ている人たちがかっこいいからなのだろうけれど。最後、完結ではなく、続きを予感させるように突然終わった。たっぷり2時間はあったかと思うが、スピード感があり、あっという間だった。

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館林美術館で開催されたシンポジウムに参加してみた。(13日)

これは、群馬大学で多文化共生について研究を進めている結城先生という方が県の国際課とともに開催しているもの。本学で来年からスタートさせるコースのための情報収集のために参加してみたのだが、ここまで群大は進めているのかと、出る幕ないなぁ・・と感じた。でも、講演のあとの質問時間に、地域貢献についてアドバイスを求めたところ、「自分達の立ち位置をしかりおさえること」、「まず地域を知ること」など、キーとなる言葉をいくつかもらえた。また、結城先生は、1970年代、人種差別が色濃く残っていたアメリカで、ABC放送が、実験的に行った授業を放送した番組「青い目、茶色い目」を見せてくれた。これを見ることができただけでも、参加した甲斐があったと思う。

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群馬の森にある近代美術館に行った。

この美術館は高崎にあるが、ほとんど玉村に接した場所にあるので、うちから車で30分たらずの距離なんだと改めて気づく。近現代アートが好きなので、今後ちょくちょく行ってみたいと思った。所蔵品には草間弥生のオブジェがあったりする。今回、一番気に入ったのは、河原温の「I got up at・・・」という作品で、ガラスケースに展示されたニューヨークの絵葉書のシリーズ。この作家は1960年代からNYに定住しているらしい。

■I got up at という作品について(Wikipediaより引用)

「タイトルは「私は起床した」の意。1968年5月10日に開始されたシリーズで、絵葉書による作品。毎日、特定の2人の人物に絵葉書を送るもので、葉書の通信欄にはたとえば"I GOT UP AT 8.20 A.M."のように、その日の何時何分に起床したかという事実のみが記され、文面、差出人と宛先の住所氏名等は手書きでなくゴム印で押されている。1979年、このゴム印の入ったかばんが盗まれたことにより、このシリーズは終わりを告げた。葉書は世界各地から投函され、差出人住所が「北大西洋、クイーン・エリザベス2世号」となっていたこともある。」

実にユニークな発想だ。展示ケースのなかの葉書は、一列ずつ交互に絵葉書の裏表を見せている。この時代のニューヨークの観光名所や街角の絵葉書で、一枚一枚じっくり楽しめた。アイデアが芸術になるのだ!これだから現代アートって面白い。

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地元のショッピングモールで、以前の職場の同僚にばったり会った。同い年の女子。十数年ぶりだったにもかかわらず、お互いにすぐに分かった。「あんなことあったよね、こんなことあったね」など、懐かしかった。覚えているエピソードが一致していたのも、あとから考えるとしみじみしてしまう。あれからいろいろあったみたいだが、がんばってほしい。彼女に比べ、なんの成長も、変化もない自分がちょっと恥ずかしいような気もした。 

2010/03/12

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今週は3月というのに雪が20センチくらい積もったりして、また、やることが多いのに次々に仕事がやってきて、結局目標だった大きなことが片付けられず、週末家でやることになりそう・・・ 本当にあっという間に一週間が過ぎてしまった。

最近の出来事

火曜日に県庁で開催された「異文化コミュニケーション講演会」というのに行ってきた。夕方18:30からのスタートに間に合うかハラハラしながら、雪のなかおぼつかない運転で。国際会議で活躍してきた現役Aクラス会議通訳者が講師で、英語でのコミュニケーション方法のコツなどを楽しく教えてくれた。

ご本人の体験が豊富で、話が楽しく感じられ、1.5時間がこれまたあっという間に過ぎてしまった。

最後にご本人の苦難を笑顔で素直に話していたのが印象的だった。その苦難はここには書かないけれど、どうしたらそれらを克服してこんなに強く素敵になれるのだろう、と帰り道にずっと考えていた。

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今日の朝のNHKニュースのレポートがとてもよかったので、ここに記録しておこうと思う。

それは、日本の高校生が原爆反対に対する理解を、アメリカの高校生に求めた興味深い内容。これまで、ずっとこの活動は行われていたようだが、原爆を投下したアメリカにはなかなか踏み込めないところがあり、活動をアメリカでは行ってこなかったそうだが、オバマ大統領になってから、アメリカでの活動が実を結ぶかもしれないと、100通の手紙をアメリカの高校に送ったという。すると2校から返事が来て、実際に彼らは訪ねて活動を展開したのだが、その様子をNHKがレポートしていた。

被爆者が切々と語るビデオをアメリカの高校生が涙して真剣に見入っていたシーンを見て、私はこの活動のとてつもない力強さを感じたのだった。この訴えは、確かに現地の高校生に響いていたと思う。実際に彼らのコメントのなかに「原爆反対者の署名を国連に届けるときにかかわりたい」といったものもあった。

原爆の被害者●●万人などと数字で表して訴えることも意味がある反面、このように被爆者ひとりの語りが人を大きく動かすこともあるのだ。すごいことだ。

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明日は館林美術館で開催される「多文化共生シンポジウム」に参加する。仕事のための情報収集が半分、個人的な興味が半分といった感じ。

2010/03/06

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たまたまテレビをつけたら「ユー・ガット・メール」を放映していて、全部すっかり見てしまう。何度目だろう。もちろん公開当初、劇場に見に行ったし、2000年の5月に大学内の映画上映会でこの映画を上映した(確か60人ほどの来場者だった)こともあり、私にとっては感慨深いものがある。

今となってはインターネットメールは、ごくごく一般的なものだが、私自身がインターネットの出現に立ち会ったという世代だからか、この映画で表現されている、メールを送ったり返信が来たりするわくわく感には共感できるのだ。この映画でのメールの送受信は、まだダイヤルアップなので、なお一層「わかる!」という感じだ。

それから、秋から春にかけてのニューヨークも見られるところがいい。

さらに、メグ・ライアンの洋服のセンスもすごくいい。

最後に、メグ・ライアンがメールの相手とリバーサイド公園で待ち合わせをする場面で、「ブリングリー!」と愛犬の名前を呼びながら、その愛犬と現れたのがトム・ハンクスだった、というシーンは何度見てもジーンとしてしまうし、よかったなぁ、と思うのだ。

ニューヨークでは、かつて存在した小さなブックショップ(古本屋も含めて)が、減少し続けている。Barnes & Noble など、本のディスカウントショップがあちこちに出現して、なんだかニューヨークらしさも薄れてきてしまっている。ユー・ガット・メールはこの現象を悲観しつつ、現実を見つめ再出発することの大切さも教えているなかなかいい映画だと思う。

2010/03/02

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本棚から常盤新平著「ニューヨークの古本屋」を出してきて、眠る前に再読している。そのなかに先日このブログで紹介した中尾道さんのことが書かれていて、想像のなかの過去のNYにおいて、いまは亡き中尾道さんに出会ったような不思議な気がしてくる。常盤新平が中尾さんのオフィス(3番街に近い東44丁目とある)を訪問したのは、この本によれば1985年のことのようだ。

1月2日に書いた中尾道さんについてのブログ

http://megumi1966.cocolog-nifty.com/megumi/2010/01/new-year.html

その後、もう1冊、中尾さんの著書「ニューヨークのキャリアウーマン」を古本で買って読んだ。これは、NYで働く12名の女性にインタヴューしてまとめた本。NY市庁の公務員、モービル財団理事長、NY市警視庁補佐官など写真入りで紹介している。

いまはもうキャリアウーマンという言葉自体が死語になりつつあるが、当時は映画「ワーキング・ガール」などを見てもわかるように、女性の社会進出は、アメリカはとても進んでいたのだ。同じくNYで忙しく働いていた中尾道さんならではの視点で、それぞれの女性が魅力的に紹介されている。

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