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2010/05/29

kiryu

休日。

用事があって桐生市に行く。前日に仕事で行った織物会館(旧館)でもらっておいた地図が意外に役に立った。錦桜橋を渡って少し進むと両サイドに商店が並ぶ。それはかなり果てしなく続く。歩いて端から端まで行くにはすごく時間がかかるほどに。しかしその多くがシャッターを閉じていてかつての賑やかさはすっかり失われてしまっている。ところどころ開けている店には、それこそ私が生まれる前から続いている店もあるようで、さびれてしまった街の雰囲気をより一層さみしくさせているようにも見えるし、細々とではあるけれど、なんとか面影を残すことに全力を注いでいる姿が勇ましくも見える。商店の軒先は歩道の部分まで屋根がついていて、雨の日には傘をささずに歩けるようになっている。そして、建物の上を見るとそれぞれに個性のある建物であることがわかる。

上毛かるたでは

   桐生は日本の機(はた)どころ

となっていて、かつては、西の京都に匹敵するほど機織りで全国的に名が知れた土地だった。きっと昔は街のあちこちの工場で機織りの音がカシャカシャと鳴り響いていたのではないだろうか。そして、商店街として街を貫いている道を少し入っただけで、昔の面影を残す雰囲気が感じられるのも桐生らしいところだ。

201005291641000_2 たとえばこんな風景とか。

昔ながらの木戸や木塀を残す家が結構ある。

それからレンガ造りの工場を再利用したパン屋があったり。

201005291640000_2 その名もレンガ

旧金谷レースの工場だそうだ。

201005291631000 天井を見ると、ノコギリ屋根だということがわかる。

明り取りの窓はギザギザの北側の面に取り付けるものだったそうだ。南側だと直射日光が強すぎてしまうため、自然な色合いを見るためには北側から差し込む柔らかい光のほうがよかったのだそうだ。

201005291632000

パン屋はカフェにもなっていて、買ったパンをその場で食べることもできる。

Bakery cafe レンガ http://kiryu-renga.com/top

金谷レース工業(ノコギリ屋根の工場の写真あり)↓

http://www.city.kiryu.gunma.jp/web/home.nsf/5eab0faad6473e1e49256a0600230630/84a51a3a547bc3c749256fa2002af4d7?OpenDocument

「まちおこし」という言葉が叫ばれはじめてから久しい。いまでは、シャッター街は全国の至る所で課題になっている。東京など都会では、クリエーターの事務所や店舗として再利用が成功している事例もあるようだが、地方都市ではなかなか同じようにはいかないだろう。

こうして、ゆっくり街を歩いたり車を走らせてみると、良さもたくさんあることがわかる。なんとか賑わいを取り戻してほしいと思う。

古い建物を大切に利用する考え方に賛同したいと思う。

パン屋のレンガも、静まりかえったところに佇んでいるのだが、中に入ると広い空間にたくさんの人がパンを買ったり、コーヒーを飲んだりしていた。確実に人はいる。こういうスポットが増えて街の人が愛着をもって買い物に来るようになれば素晴らしいことだと思ったのだった。

  

2010/05/27

cloud !!

構内を歩いていて、なんとなく圧迫感を感じて空を見たら・・・

Koho0526 ←クリック

Koho0525 ←ズーム クリック!

真っ青な空にモクモクとすごい雲が。

こんな光景を見ることはあまりなく、ちょうど学内行事を撮影するためにカメラを手にしていたので、思わずパチリ。まるで建物の向こうで爆発でもあったかのような光景だった。

雲。

離れたところから見える雲と、飛行機でそのなかを突っ切っているときに見えるそれとはまるで違う。そう思うと、私たちが普段所属しているいろんな場所も、自分が見て感じているのと、ほかの場所から見える自分の場所は、見え方がたいそう違うのだろうな、などと思う。だから安易に人の状況を推測だけで判断してはいけない。また、ほかからどう映っているかじゃなくて、自分はどうありたいかを重視してやっていきたい、と、雲のことを考えながら思いめぐらせている。

2010/05/25

MOLESKINE

モレスキンにはまっていて、最近になって、7月始まりの手帳、ミニサイズノート、中サイズのノートを買った。手帳はここ数年、ほぼ日手帳を愛用してきたのだが、仕事で考えたときに1週間で見られる手帳のほうが使いやすいと常々思っていて、そんな矢先、モレスキンが7月始まりの手帳を出していると知り、即購入したのだ。

Image この色合いと手触りが好き

Image3

Image2 7月始まりの手帳(ハードカバー)

万国共通なので日本の祝日などが色を変えて書き込まれておらず、そういうところは使い勝手が悪いが、紙はしっかりしているし、サイズも邪魔にならない感じで、気に入っている。

ほぼ日手帳も良さがあり、すごく迷ったのだが、思い切って、気分転換の意味もあり1年の途中にもかかわらず交代することにした。

2010/05/18

Mr. M

ニューヨークでの出来事(思い出し編)

ニューヨーク本を読んでいたら、前回のNY旅での、あることを不意に思い出した。

それは、初めてのオペラにまつわる話。

マンハッタンには有名な総合芸術施設であるリンカーン・センターがあり、ここは観光名所でもあり、映画などにもたびたび出てくる。特に中央のメトロポリタン歌劇場は有名で、正面のロビーにはとても大きな(外からもわかるほど巨大な)シャガールの絵画がある。

以前、ニューヨーク・シティ・バレエ公演のナットクラッカー(くるみ割り人形)を見たときに、この劇場に一度だけ足を踏み入れたことがあった。そのときはバルコニー席だったが、古いけれど歴史のある存在感のある場所だととても印象にのこっていた。

そして、その数年後、今度はオペラを見たいと思い、インターネットでチケットを取っておいて、現地で受け取り、初めてのオペラ鑑賞体験で、このメトロポリタン歌劇場に再び訪れることになる。

メトロポリタン歌劇場 http://www.metoperafamily.org/metopera/ 

オペラだとドレスコードがあるかもしれないと、いちおう正装して行った。旅行となるといたってラフなスタイルでいるのだが、そのときばかりは少しだけおしゃれして出かけたのを覚えている。

ホテル前(57丁目)でタクシーを拾い、コロンバスサークルのところを通ってリンカーンセンターに向かった。開演は確か夜8時とやや遅めだったと思う。会場に着くと、すでに大勢の人が並んで開場を待っていた。ふと周りを見回すと、ドレスアップしている人もいれば、ジーンズの人もいたりで、少々拍子抜けしたが、それなりの服装で行けば、なんとなく雰囲気に浸れるし、私自身は正装していってよかったと思った。

プログラムは「ラ・ボエム」

かろうじて、オーケストラ席(端のほうだったが)を取ることができた。

内容は申し分なく、あえてここには書かないけれど、人間の生の声の芸術性を改めて感じたし、“すごい”と思えた基準というのが、単純ではあるが“自分にはあのような声は出せない”ということであった。イタリア語はさっぱりだったが、前の座席の裏側に英語のテロップが流れて、台詞はなんとか理解できた(と思う)。

そして、ここからが書きたかったこと。

幕間に、隣の席の男女(50歳代か?)のうち、女性が話しかけてくれた。なかなかの美男美女。2人はフィリピンから旅行に来ていて、男性のほうはフィリピンの有名な俳優だという。女性のほうは男性の身の回りの世話をしていると言っていた。パートナーなのか、付き人なのか、その辺はよくわからなかったが、夫婦かもしれない。2人とも、とても落ち着いた、大人の雰囲気で、特に男性は私のすぐ隣だったのだが、とても物静かな人という印象。

彼らによれば、2人は毎年のようにニューヨークに来ていて、一番の目的はブロードウェイだということだった。朝から晩までミュージカル三昧だと。

「さすが俳優さんですね」というようなことを、片言の英語で私が言ったら、

男性(俳優)が、「いや、彼女がクレイジーなほどブロードウェイが好きなんだよ」と笑って言った。

私が、「帰国したらインターネットであなた(男性のほう)を調べてみる」と言ったら、

女性が、「“star magic の Mr.M”で検索してみると見つかりますよ」と教えてくれた。

舞台がはねて、観客は三々五々、マンハッタンの冬の闇に消えていった。徒歩で帰る人、バス停や地下鉄の駅に向かう人、タクシーを拾う人・・・ とても静かに散っていった。

2008年、year end の出来事。

そして、Mr.Mはまさしく、この人である! ↓↓↓

http://www.stir.ph/LM/articles~level2/id-1234421130839_4/ai-null/Mr_M_the_good_father.html

(ダークグレーのポロシャツの男性がMr.M)

http://www.pep.ph/photos/516/Star_Magic_Ball_Part_2

(タキシード姿がMr.M)

間違いないと思う。

2010/05/17

ニューヨーク「秘境」探検

以前、どこかの図書館で借りて、NYのガイドブックとしては異色で気に入っていたものを、この度古本で入手した。

Image_4 ニューヨーク「秘境」探検 浅井秀剛 著 日本経済新聞社

この本に出てくる“秘境”は、普通の旅行者が気づかない場所、ありきたりのガイドブックにはない場所、それから通ったことはあっても、そういう見方もあるのかと思わせる場所である。そして、この本に紹介されている場所に、次回は行ってみたいと思う。でも、正味3日くらいの滞在期間で行くことが多い私は、結局、リピートして行くべき場所を優先してしまい、秘境は次回・・となってしまうのだ。

ニューヨークは、旅行者それぞれが、お気に入りの場所をもっていると思う。“こんなところが”という場所も、その場所を歩いた人にしかわからない魅力に溢れている。そういう意味で、きっとどのエリアも“秘境”となりうる。

同じ通りでも、昼と夜の表情は違うし、宿泊しているホテルの部屋から見える景色だって、NYでは“秘境”の一要素になる。何気なく通りがかった人と交わした会話さえも。ウキウキした気分でなくても、恐かったり、淋しかったりのときに見るNYの風景さえも。

不思議な都市である。

2010/05/16

LAMY

昨年の誕生日にLAMYの万年筆をいただいてから、それを愛用していて、誰かに手紙を書くのが楽しくなった。装着しているブルーブラックのインクが引き立つ便箋を買ってみたり、郵便局に行ったときは、記念切手に目が行き、すぐに使わないけれど買っておいたりもして。字は下手だが、書くことは好き。ずっとメールばかりだったのが、たまに手書きのレターを出すことで、思わぬ充実感が得られたりする。書いて封をしてポストに出しに行って、人の手で運ばれる手紙。時間と手間がかかる分、思いも強くなる。便利なインターネットと程よく併用するのがよいと思う。

LAMYの話に戻るが、カジュアルで書きやすいペンだと思う。普段使いにとても優れている。

そして、この週末、思い切ってローラーボールと油性ボールペンも買ってみた。こんなふうに筆記用具を買いそろえるなんて初めて。

昨年いただいたのがイエローだったので、同色を選んだ。今年は若干、薄いイエローになったのか、でもさほど気にならない。

Image2 LAMY safari

左から 油性ボールペン、ローラーボール、万年筆

Image

飽きのこないデザインだと思う。

http://www.lamy.jp/products/safari.html

いつかMONTBLANCの万年筆とボールポイントを買うのがささやかな夢。手の届かないものではないが、自分がその筆記用具を使うところまでまだ到達していないから、まだ買わないでいる。たまに空港で専門店を覗いてはショーケースのなかのMONTBLANCにうっとりしてから旅に出かけるのが習慣になっている。いつか自分で自分自身が納得いくと思えたときに、一本ずつ購入するのだ。

2010/05/13

non title

研修で市ヶ谷に出る。(早朝家を出て、寝不足気味だったけど、天気がカラッとしていて気持ちのいい日)

朝まで迷って、思い切ってW大のNさんにメールを入れてから研修に出た。多忙でお付き合いの幅も広いNさんに、当日アポを取るのは無謀だとはわかっていたのだが、わずかな可能性に賭けてみた。そして、なんとか時間を作ってくださり、とてっも久しぶりにお会いする。先日、「第9地区」のことで、メールではやりとりしていたのだが、私の気まぐれにお付き合いくださった。

新宿タカシマヤ・タイムズスクエアのソバクレープのお店の席をとり、あまり時間はなかった(1時間強)けれど、取りとめのない話をして、バスのり場まで送っていただく。私が決めたお店のメニュー、おいしいと言ってくれたのも、そんな些細なことがうれしかった。(紳士なのである)

2010/05/08

District 9

映画「第9地区」を見た。

W大のNさんのお薦めで、もし薦められなかったら絶対に見なかったであろう映画。SFというだけで、通常は関心が向かないものだから。

そして、感想は・・・

残酷な場面が、やはり苦手と感じたけれど、考えさせられることもあった。

かつてはアパルトヘイトが社会問題だったヨハネスブルグが舞台というのが、まずよかったと思う。ドキュメンタリー風に見せる手法はやや疲れた。エイリアンの外見については、やはりそうなるのか・・と予想範囲内。これまでのエイリアン映画(といってもあまり見たことはないけれど)と違うのは、エイリアンが決して悪者ではないこと。思えば、もし宇宙人がいるとしたら、宇宙人の目には人間の残酷さ、愚かさが映るのかもしれない。

見終わったとき、なぜか目が血走っていた私。

殺りくの映画は、SFとわかっていながら、疲労困ぱいだ。

でも、一見の価値ある映画だと思う。

第9地区 http://d-9.gaga.ne.jp/  

2010/05/05

non title

先日までの寒さとはうって変って、このGWは暑くて、ようやく冬物のジャケットとかコートをクリーニングに出すことになる。クリーニング代もバカにならないけれど、次のシーズン、気持ちよく迎えるためには、この時期にきちんとクリーニングしておくことは大切。

さて、沖縄の基地問題のことだが、昨日の鳩山首相の発言には愕然とした。鳩山首相は悪い人ではないと思うが、理想やきれいごとが先行していて、浮世離れしているように見える。これまで沖縄県の人々にいいことをささやいて、結局は難しかったとは、あまりにも幼稚ではないか。それまで、なぜ「できなかったのか」を踏まえることなく、簡単に考えていたとしか思えない。

いま、2冊の本を読んでいる。

Image インパラの朝 中村安希著

著者がユーラシア大陸、アフリカ大陸を一人、バックパッカーとして旅した旅行記。旅行記といっても、あまりクドクは書かれてなく、あっさりと、どちらかといえば覚めた感覚で書かれている。それがかえって新鮮。自分には決してできないこのような旅を、本をとおして少しだけ味わわせてもらえるようで、大事に読み進めている。沢木耕太郎の「深夜特急」と違うのは、アフリカ大陸が入っているところだろうか。また、時代が移り、沢木の旅したころと中東の事情が大きく変化しているところも、その違いを知る資料ともなる。普段、メディアなどからはテロの危険や事件のみが大きく伝えられているが、この本からは、そこに暮らす一般の人々の暮らしにも触れることができる。

Image2 夜明けのブランデー 池波正太郎著

池波正太郎というと「鬼平犯科帳」を少し読んだことあるくらいだったが、書店でたまたま見つけてこのエッセイを購入。日々の生活がとても粋で素敵だ。たとえば、「今日は、よい氷が手に入ったので、久しぶりにウイスキーのオンザロックをやる。その後で、飛び入りの小さな原稿を三つほど書く。」というくだりなど。わざわざ氷を手に入れるわけではなく、たまたま手に入ったときに、そうだ、ウイスキーにしよう、などと思うのがいいのである。そのほかにも、池波正太郎の生きたよき時代(大正12年~平成2年)の香りのする良質な内容となっている。

2010/05/02

non title

太田市の大型ホームセンターでの書道のパフォーマンスを、母が見たいというので、時間に合わせて行ってみた。

数人で構成される書道家の集団が、一枚の大きな和紙に「いちめんのなのはな」と順次書いていくというもの。それぞれが個性的な筆の運びを披露していた。

Image1  → Image2

2010/05/01

non title

本学とお隣の商業高校グランドで、校女子ソフトボール大会が開催されているというので、ホームページに掲載する写真を撮りに行ってみた。市職員のO氏、そして地元スポーツ紙記者のU氏も駆けつけていらした。O氏が「母校じゃないの?」と、目の前で行われている試合のチームのひとつが母校であることを教えてくださった。

それにしても、3日間にわたり20校が交流試合を行うというのだが、企画・運営している、本学ソフトボール部監督でもあるN氏のソフトボールの振興に対する熱意を、私は心から尊敬する。スポーツって、こういう人々によって支えられているんだなぁ。

Koho0457 太田商業高校グランドにて

大会についてはこちら↓

http://www.kanto-gakuen.ac.jp/univer/news/post-148.htm

・・・・・・・・・・・・・・・

ペンペン草って、茎を軸にくるくる回すと「ペンペン」と音がするからその名がつけられたと聞いていたのだが、今朝、出勤前に見ていたドラマ「ゲゲゲの女房」で、その葉の形が三味線のバチのような形をしているから三味線の「ペンペン」という音にちなんでつけられたと言っていた。どちらも合っているのだろう。

Image

校内を歩いていたら(うちのグランドから商業高校に行くのに普段人が通らないところを突っ切って行った)、ちょうどペンペン草が群生しているところがあり、思わず手にとってみたり。子どものころ、よく鳴らしたなぁ。春うららで、遠くで高校生がソフトの試合で声を出し合っているのも心地よく、気持ちよい土曜の午前であった。

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