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2011/01/24

See you again, Ebisu Garden Cinema

恵比寿ガーデンシネマが1月29日から休館するというニュースは残念でならない。

ガーデンプレイスは、以前書いたかもしれないが、私のとてもお気に入りの場所。映画館あり、美術館あり、ホテルあり、三越あり、周辺にはちょっとしたお洒落なレストランありで、パーフェクトなスポットだったから。そして、ガーデンシネマで上映する作品は大概が好みだった。いい作品を選んでいたと思う。

ウェスティンホテルに宿泊して、映画を見るというのが、私には極上の贅沢だったなぁ。

現在、ベストセレクションと題してこれまでの作品のなかから上映しているようで、そのなかに『25時』がある。私がとても尊敬する人と、まさに恵比寿ガーデンシネマで見た作品。思い出の映画だ。

東京に行く用があって、映画でも見ようかと調べると、恵比寿ガーデンシネマはいつだって見たいと思える映画を上映していた。

休館というから、きっとまた再開するはず。

そして、この映画館のファンは多いはず。

落ち着いたエントランス、適度な大きさのスクリーン、座り心地のいいシート、広いシートの間隔・・・

考えると悲しいけれど、いつかまたオープンする日を夢見ています。

恵比寿ガーデンシネマ公式サイト

サイトにはこのような映画館の自己紹介が載っている。これまたググッとくる。

『映画という“2時間の発光体”が、
あなたの瞳に灯をともしますように。
わたしたちは、メガロポリスのシティシネマです』

素敵すぎる。

2011/01/22

行ってみたい場所

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少しずつ日が伸びてきてると感じるなぁ。

ふと、残りの人生で訪れたい場所について考えてみた。

まず、行ったことのないところでは、

・ベルリン

・コッド岬(アメリカ東海岸。E.ホッパーの絵に出てくる場所)

・オルソンハウス( A.ワイエスの絵に出てくる場所。アメリカ・メイン州)

・オキーフ美術館(アメリカ・ニューメキシコ州)

・熊野古道(なぜかは分からない)

・ロヴァニエミ(フィンランド)

・スヴァールバル諸島(ノルウェー)

・ブエノスアイレス

思いつくままに。続きはまた。

2011/01/17

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「石の原野」(トーベ・ヤンソンコレクション)

トーベ・ヤンソン著  冨原 眞弓訳

筑摩書房

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トーベ・ヤンソンといえはムーミンだが、彼女は小説も書いていて、北欧、ことにフィンランドを知る資料としてとても興味深く読めると思う。ただ、難解な側面もあり、入り込むのに時間がかかるように思う。

「石の原野」は出だしにヘルシンキの目抜き通りであるエスプラナーディ通りが出てきて、その時点で情景が目に浮かぶせいか、なんとか入り込むことができた。

この物語に出てくる主人公の元新聞記者ヨナスは、かなり変わった性格(偏屈!)である。でも歳をとり、これまで自分が周囲に(とくに家族に)振舞ってきた行為がいかに冷たいものだったかを理解し始める。すでに妻は亡くなっているが、二人の娘たちとの夏の小屋での滞在のなかで気づき始めるのである。

ヨナスが少し自分に似ているな、と思ったりする。私も自分を棚に上げて、人に対して厳しかったりするところがあるから。だからこの物語を読んで大いに反省するのであった。

何かから解き放たれる瞬間をとても上手に表現している一編だと思う。

2011/01/12

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以前本学で教鞭をとられていた方(故人)のご遺族より、蔵書寄贈の申し出があり、本学の研究者に受け入れの希望を募ったところ、数名の先生が手を挙げてくださり、その間に入って動いていた。しかし、当初の約束以上の(10倍ほどか・・)本が届き、置き場所に悪戦苦闘した。関係者の了解を取り付け、ある部屋に収めて箱のふたを全部開けて(80箱ほど)、希望する先生が閲覧しやすいように整えたところ、トップよりその部屋は会議室なのでよろしくないというご指摘があり・・・止む無く移動。移動は仕方ないとは思う。しかし、「図書などやたら受入れないほうがよい。きりがない」というご指摘も受けた。自分としてはご遺族の意思や厚意を無にしたくないのと、個人的に受入れたいと申し出た教員が事実いらしたことで今回は行動に移したのだが、面倒なことは避けろ、ということに素直に従えない気持ちが大きい。そして、大量の図書を運ぶのに台車で何往復もしながら、歴史を感じる貴重な図書を見ていたら、でもこれでいいんだと、しっかり思えた。ひとつひとつの人の心を大切にしたいし、自分にはそういう架け橋(といったら大げさだけど)というか、橋渡しの役しかできないけれど、それを引き受けたいと思うのである。

午後、運ぶのを手伝ってくださったO氏とS氏に感謝したい。

2011/01/05

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年末、ニューヨークは大雪に見舞われたようだが、「雪に覆われたニューヨークに居る」という状況を想像してみると、ちょっと独特なほんわかした感じが湧いてくる。

毎日チェックしているNY在住の人のブログなどの写真も私の想像を手伝ってくれて、ぼんやりとあれこれ考えていた。

ひしめき合うアパートやビルに閉じこもって見るマンハッタンの雪はどんなだろう。

暖かいあるいは寒いアパートの部屋やオフィスで、一人であるいは家族や恋人と、どうにもできないブリザードに包み込まれているという状況を、案外人々は楽しんでいるのではないかな。

雪が止めば、きっと近くのデリなんかに出かけて行って、靴をダメにしながら、それでも状況を楽しんでいるのかもしれない。

または、孤独だったり苦しかったりする状況に追い討ちをかけられてしまっている人もいるのかもしれない。

いずれにしても、ニューヨークでは「あの年末の大雪のときに自分は何をしていたのか」ということが記憶のどこかに刻まれるのだろう。ニューヨークだから特に。

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