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2011/04/14

日本の名随筆-本屋-

うちの大学の図書館に日本の名随筆というのがある。いろんな人が書いた随筆をテーマごとに、これまたいろんな作家や評論家などが編集している。
今回「本屋」というテーマで池澤夏樹が編集した本を借りて読んでいる。
このなかに椎名誠が書いた「中国的直立組手的書店」という随筆があるのだが、これが書かれたのは1987年で、この頃の中国の様子を知ることができて面白い。このあと天安門事件がおこり、中国は急速に変わったのだから。

87年当時までの共産圏の国では、本屋は大都市に1つくらいしかなかったそうだ。その規模はすごく大きいのに本の数が極端に少なく、また販売員は灰色の服を着て直立うしろ組み手で立っているという基本形があったらしい。

でも、これが私が学生の頃に想像していた共産圏の国そのものである。いまとなっては、もうそれはなく、本を頼りに知るしかないのである。

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