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2011/09/05

Berlin 2

Brandenburger Tor

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ベルリンで見たもののなかで、何が一番印象に残ったか、というと、自分でも意外なのだが、あの有名な、「ベルリンといえば」の、ブランデンブルク門であった。実を言うと、ここは時間がなければ、遠くから(たとえばバスから)眺められればいいかな、くらいに考えていた。

89年に壁が壊されるニュースが世界中を駆け巡ったとき、そこには自由の象徴としてブランデンブルク門がどのメディアにも写っていて満腹感があり、わざわざ足を運ばなくても・・・と思っていた。

でも、一日歩き疲れて、夕方に目抜き通りウンター・デン・リンデンをふらふらと歩いていると、その先にはかの門があったので、自然に足が向かったという結果になる。

わたしの勝手な想像では、ブランデンブルク門前はロータリーのようになっていて、車がすぐ下まで行きかうようになっているのかと思っていたのだが、実際は広場になっていて、観光用の馬車があったり、ストリートミュージシャンが弾き語りしていたり、とてものどかな光景が広がっていた。(その日は日曜日だったから?)

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↑手前でギターを弾いているのはミュージシャン。

ベンチに座ってボーっと聞いていた。いまでもメロディが頭をぐるぐる回っているほど染み込んでいる。

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↑門から東側を見ると、テレビ塔が見える。

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↑犬の散歩をする人も。

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↑門の上には女神と4頭の馬。

1806年にナポレオンがこの部分をパリに持って行ってしまったが、1814年に元の位置に戻ったそうだ。これが門の上にあるのとないとでは趣がまったく違ってみえるだろうなぁ・・正直言って、このカドリガ(というらしい)は素敵すぎる。

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↑門をくぐりぬけて西側より門を見る。

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↑西側広場ではダンスするグループが人気を呼んでいた。

素人なのだろうが、上手くてかっこよかった。

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↑絵葉書から(1964年のブランデンブルク門)

門は東ベルリン側。

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↑絵葉書より(1981年のブランデンブルク門) 壁がすぐ前を横切っている。

なぜこの門がわたしを引き寄せるのだろう?の答えが、しばらくこの広場で時間を過ごしていてなんとなく出てきたのは、「平和」というふた文字だった。普段わたしたちは、簡単に平和という言葉を口にするけれど、わたし自身、生まれて初めて平和について実感した時間だったと思う。

荘厳で傑作と言われた門であるが、東西を分断する壁がすぐその前を横切っているために、市民は門を通ることができなかったようだ。絵葉書の写真を見てもわかるとおり、そこは見張り塔もあるし、物々しい場所になっている。

今回訪れてみて、ここが同じ場所とは思えないほど、というか、昔の悲しさを埋めるかのように、門の広場には笑顔の人々が集っていて、それを肌で感じることができたので、わたしにはこの門がベルリンでベスト1の場所になったのだと思う。

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