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2012/01/23

かもめ食堂のnon-music効果

何気なくチャンネルを回していたら、映画『かもめ食堂』をやっていた。途中からだったけれど、それに以前劇場で見たのだけれど、やはり最後まで見てしまう。

登場人物が好きで、ヘルシンキが舞台なので、何度見ても飽きない。

映画でかもめ食堂として使われたレストランは、現在もヘルシンキにその姿がレストランとして残されているそうだが、実はそこには行ったことはない。かもめ食堂ツアーなるものもあって、日本人観光客には人気のようだ。

個人的には、映画やドラマの舞台は、心のなかだけのものにしたいという思いがある。

この映画で使用されている食器や調理用具は、どれもシンプルで欲しいものばかり。料理もできないのに、そんなところには目が行く。サチエがイッタラのオリゴシリーズの小さなカップにシュガーを1個1個詰めるシーンなど、とてもいい。

『かもめ食堂』を見て、普通レストランには音楽がかかっていると思うが、かもめ食堂では音楽が流れていないのが不思議だった。もしここで使うとしたらどんな音楽が効果的かと考えると、最終的に音楽なしに至った理由が理解できる。ヘルシンキの日本食レストランで、芯のピンと伸びたサチエのかもし出す雰囲気を出すには「無音」が一番に思えてくる。

日々やるべきことを淡々と、真面目に行うことの美しさを教えてくれる映画だと思う。

Kamome

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