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2012/02/04

灯かり

以前、旅行で撮った写真をいくつか眺めていたら、ニューヨークのどこで撮ったか正確な場所は覚えていないが、後から見ても目がそこに止まってしまうものがあって、その写真でニューヨークを少し思う。

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まだクリスマスの飾りが残っている、これは確か1月初め。

窓の灯かりの中にもツリーが見えている。品のよい雰囲気の建物。灯かりの空間はどんな目的で使われているのだろうと、どんどん想像が膨らむ。レストラン?それとも個人宅?

4階は全部灯かりがついていて、その上の階では、窓にひとつだけ灯っている。わたしは所詮、数日しか滞在しない一旅行者で、だからこんなに近い窓辺も、とっても遠い。その距離感は、わたしにとってのニューヨークを象徴していると思う。いくら憧れとか好きな街だと言っても、そこで学んだり働いたりしているわけでもなく、旅行者という中途半端なかかわり方であり、そんなかかわり方をしている人に対して、ニューヨークはそれに見合ったラインまでしか踏み込ませてくれない。だから余計に憧れて、好きで、泣きたくなりそうになる。

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