« サクラと鯉のぼり | トップページ | 恵比寿 »

2012/04/21

ヘルプ ~心がつなぐストーリー~

映画『ヘルプ~心がつなぐストーリー』を見に行った。

地元の映画館では上映しないので、車で小一時間ほどかかる映画館へ。どうしても見たかったので、がんばって行ってきた。

Pic_intro ストーリーはこちら

地球上のそれぞれの国、それぞれの土地での歴史は急に始まったわけではなく、その時代時代の問題を乗り越えては新たな問題が起こり、問題のない社会などきっと実現はしないのだろうと思う。だから、そこで問われるのは人として正しい行動ができているか、ということなのかもしれない。それは時としてギリギリのところでの行動になることもあるかもしれないが、自分のなかにきっぱりとした人としての誇りがあれば、そしてその思いがたくさん集まればムーブメントになって次の時代へと動きだすのだろうと思った。(なんだか言いたいことがうまく言えないのだが・・・)

映画の終盤で、白人女性(意地悪な役)が黒人メイドをおとし入れようとして、工作をするのだが、そこで黒人メイド(この映画のキーパーソン)が、意を決してこう言う。「疲れませんか?」と。世の中には個人の威厳を保持する、ただそれだけのために奔走する人がなんと多いことかと思う。そのためには労力を惜しまない人が。しかし、そんなことをすることはきっと「疲れる」ことだろうと思う。そしてそれが達成できたとしても心は空虚だ。人は愚かだなぁと思う。でもこの現象はこれまでも、そしてこれからもなくなることはないのだろうとも思う。それが人なのだろう。

この映画の時代(60年代)のアメリカの人種差別問題は、おそらく南部と北部とでは様相が違ったと思うし、たとえば南部では白人と黒人との間で良好な関係もたくさんあったのだろうと思う。その後、差別は薄らいできても、もしかしたら以前の両者の関係を懐かしむ黒人もいたかもしれない。時代なのだ。すべては。

映画は淡々と進む。

一か八かの本の出版で、「ある物が入ったパイ」を意地悪女が食べたことが「保険」になった話は小気味よかったなぁ。

« サクラと鯉のぼり | トップページ | 恵比寿 »

twitter

  • twitter
無料ブログはココログ