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2012/06/28

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誕生日に。

親しくさせていただいている方々から、メッセージやプレゼントをいただきました。

この歳になると、ありがたさが身にしみます。

一人じゃないんだなぁ、と思える。

わたしは交友関係は広くないけれど、どの方との友情にも優しさが伴っていると感じさせてくれます。 特に誕生日には。

ありがとうございます。

2012/06/23

中央関東の現代美術(館林美術館)

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半日で仕事が終わった今日、土曜日、館林美術館で企画された「館林ジャンクション 中央関東の現代美術」展に足を伸ばした。といっても、現在の職場はこの美術館にすごくすごく近いのである。美術館の近くに職場がある幸せ。

さて、今日は学芸員による解説がある日ということがわかり、間に合うように向かった。

現代美術というとなかなか理解するのに苦労することが多いが、生の解説を受けることで、より作品に近づくことができるし、自分ひとりの力では見えなかったものが見えてきて、とても楽しかった。美術作品を鑑賞するとき、その作品についてあまり多くの知識があると、自分の心と作品のつながりが薄れるような気がしてしまうが、若干の解説があることはとても役立つ。たとえば、作家がどういうことを「考えながら」その作品に取り組んだだとか、キャンバスに貼り付けれられているコラージュが実はアトリエに敷いてあった汚れ防止の紙で、模様はその上に滴り落ちた絵具が堆積したものだとか。そんなことを知って見ると本当に面白い。

学芸員さんも何か書いたものを見ることもなく、ご自分の言葉で静かに説明してくれて、そういうところもとてもよかった。それから、展示に関して常々知りたいと思っていたことを学芸員さんに質問もできたこともうれしかった。誠実に答えてくださったことも。

この企画、とってもお勧めです。

館林美術館ホームページ

2012/06/17

フェルメール

『フェルメール巡礼』という本を読んでいる。

フェルメールの作品は35点あまりとされていて、それはヨーロッパとアメリカの美術館に所蔵されているが、これまで実物を何点くらい鑑賞したかを数えてみたら、16点だった。我ながら健闘しているが、実はこれらをあえて見に行った記憶はなく、訪れた美術館にたまたま所蔵されていた、という幸運によるものである。

現在、国立西洋美術館にベルリンから来ている作品も、昨年訪れたベルリンの国立絵画館で見たものだが、これも館内をあてもなく歩いているときに、「あれ? これってフェルメール?」といった具合に偶然出くわしたりしている。

それくらい、フェルメールは個人的に大好きではないが、でも旅先の美術館でボーっと絵を見て回っていると、それらは目を引くし、見てすぐにフェルメールとわかるし、しばらくその前に留まる魅力を持っていると思う。

ということもあって、どこでどの作品を見たのか、漠然としているので、この『フェルメール巡礼』という本は、頭の中を整理するのにとても役だっている。

さて、まだ見ぬ作品を制覇したいとは思わないが、もし叶うなら、この目で見てみたい作品がある。それは「デルフト眺望」だ。オランダのマウリッツハイス美術館所蔵だが、本によれば2012年~14年半ばまでこの美術館は改装のため閉館しているそうで、デルフト眺望はその間、ハーグ市立美術館で展示されているようだ。

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デルフト眺望 1659-60年

2012/06/03

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最近はブログの更新が滞っていて、せっかくこのページにアクセスしてくださった方々に申し訳なく思っています。(ここのところ、映画のことばかりですし・・)

ツイッターでは日々思ったことなど、短い文章や写真で投稿しているので、もしよろしければ、ツイッターのほう、のぞいてみたり、フォローしてみてください。

こちらです ⇒ megumi

Midnight in Paris

ウディ・アレンの新作「ミッドナイト・イン・パリ」を見る。

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ミッドナイト・イン・パリ ストーリー

ウディ・アレンのスタイルが心地よい。

冒頭、ただひたすらパリの街並みのカットを流すところなど。それはどれを見てもパリとわかるものばかりだが、わたしたち観客はみんなそのカットを見たいはずで、それらは静かに映し出されていた。

そして、いつものちょっと風変わりな主人公が、迷いのある人生においてヒントを得て、エンディングでは新たな一歩を踏み出そうという気になる、そういうスタイル。

20世紀初頭の文学や芸術に多少なりとも関心のある人ならば、きっと楽しめる作品だ。

当時の作家や芸術家たちが顔を出すが、なかでもヘミングウェイがかっこいい。「真実の愛を知った者は、死をも恐れない」的なことを言うのだが、あの風貌で言うと、納得してしまいそう。彼の作品は「老人と海」くらいしか読んだことなかったが、ほかも読んでみようと真剣に思った。

わたしたちが素敵だと思いを馳せる時代も、その時代に生きた人には物足りなさを感じたり、もっと前の時代に憧れたりしたのかもしれない。だから、結局いまをどう生きるか、なのだということ。結局のところ、先人が残したものやその生き方を、現代で学び想像することがすべてなのかもしれない。あの時代だったからあれらの作品が生まれた。この時代はこの時代にしか生み出せない何かで埋まっていく。

主人公のギルが、アンティークレコード店で知り合った女性と、エンディングで偶然出会う。ここで、映画の途中ではほんの端役だったその女性がにわかに意味を帯びてくる。とびきり美人ではない女性だが、ギルと心が通じあう。アレンの映画ではよく使われる手法だと思うが、こういうのがとても好き。別れのあとには出会いあり。また新しい明日がくる。そう思わせるから。

とにかく面白い。

映画のなかでいろんな作家、芸術家に出会える。

フィッツ・ジェラルド、T.S.エリオット、ゴーギャン、マティス、マン・レイ・・・

ピカソのことをやっぱり好きになれなかったし、ムーランルージュでロートレックに会えたことはすごく嬉しかったり。あと、エイドリアン・ブロディがダリを演じていて、すごく似ていたのも最高。

パリの街の魅力。

特に夜のパリの街並みは、見た目、1920年代もいまもそう変わらないところが素敵だ。建物が次々に建て替えられる東京ではこんな映画は作れないだろう。

ウディ・アレンには、ニューヨークの映画もまた手がけてほしい。

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