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2012/09/29

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季節の変わり目に、ブログのデザインを変えてみました。

今日もブログを見に来てくださり、ありがとうございます。

初秋の日帰り旅

先日、小山市まで用事があって出かけたあと、もう少し足を伸ばそうということになり、益子町と茂木町まで行ってきた。

益子といえば益子焼。

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焼き物って手にとってみると、不思議だがとても気持ちが和らぐ。それに、あれこれと見ていてもぜんぜん飽きないのだ。どちらかと言えば西洋的な器のほうが好みなのだが、和食器もなかなかいいなぁと思ったのだった。

本当は大皿を買いたかったのだが、勇気が出なくてまずは小さな花瓶や人にあげようと思ってぐい呑みなどを購入。友人は中サイズのお皿をお手ごろ価格で購入していた。(あれはいい買い物だったと思う。掘り出し物と言える!)

茂木町は職場の人のおすすめで「やな」に。テレビで見たりして知ってはいたものの、実際に見たのは初めてだった。茂木町を流れる那珂川に仕掛けられていた。

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川の流れは結構早く、やなの上に立つと少し恐いほどだった。子どもたちは足まで水につかって楽しんでいたようだが、わたしたちはそそくさと岸に戻った。

そして・・・

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これですよ、これ。

鮎の炭火焼き。一人3匹。最初はこんなに食べられないと思ったが、ぺろっといってしまう。

大瀬やなについてはこちら

夏の終わりというか、秋の初めというかに、よき思い出がまたひとつ。

2012/09/20

Helsinki 7 (2012)

アテネウム美術館

旅先ではその街の代表的な美術館に行ってみたいわたしは、2002年に初めてヘルシンキに行ったとき、まず足を運んだのがアテネウム美術館だった。気に入った美術館があるかどうかでその街が好きになるかどうか決まると言ってもいいかもしれない。わたしの場合は、お目当ての絵画があるということではなくて、全体的な雰囲気が好きになれるかどうかによるような気がする。そうして、やっと飾られている作品に愛着がわいてくる、そんな感じだと思う。

アテネウム美術館は、初めて宿泊したホテルの並びにあったものだから、一週間ほどの滞在中、何度も行った記憶がある。なぜかというと、ミュージアムショップのスペース脇に、自由に使えるパソコンが2台置かれていたから。そこからヤフーのアカウントで日本の知人にメールをしてみたりした。日本語変換はできないので、ローマ字で打って!気づいてくれるかなぁ・・と期待を込めて。翌日またそこに行ってメールをチェックすると、ちゃんと返事が来ていたのを覚えている。

今回、そのパソコンはどうなっているかな?と見に行ってみると、そこにパソコンはもうなく、その代わり鮮やかな赤いソファが置かれていた。いまはスマートフォンで世界と結ばれている。ソファに座ってスマホをどうぞ、と言わんばかりだ。

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↑赤いソファ。(以前はこのソファの奥に机があって、向こうむきでPCを利用できるようになっていました。無料で!)

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↑美術館のチケット売り場の一角。

以前は正面入って階段の右わきを進むとボックスオフィスのようなものがあり、そこでチケットを購入するようになっていた。現在は入口入り左の広い空間でチケットを購入。

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過去の特別展のポスターがディスプレイされている。

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↑3階に新しくできていたカフェ。

白が基調というか、椅子もテーブルも壁もライトも、そして食器までが白で統一されていた。全部を白にすると、とかく陳腐になりがちと思うが、ここは洗練されている雰囲気が出ていた。なぜだかわからないけれど。きっと天井がすごく高いのは理由のひとつだと思う。それからテーブルとライトの配置の絶妙さとか。

ところで、今回の旅で口にした飲み物のなかで、ここで飲んだカプチーノは一番おいしかったことを付け加えたい。(この美術館に行ったら、ぜひ飲んでみてください)

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この美術館で以前行われた、とても素敵なパフォーマンスについて書いた記事があります。よろしければご覧ください。ロープを使ったパフォーマンスとトロンボーン演奏のコラボレーションです。

ロープのパフォーマンスの記事はこちらをクリック!

(写真が小さいですが、拡大してみてください。すごく美しいパフォーマンスです。それから美術館のメイン階段が素晴らしい効果を生み出しています)

2012/09/16

Helsinki 6 (2012)

ヘルシンキの中心部を歩いていて、目にとまったものをさらに紹介したいと思う。

ところで、8月の下旬ともなると朝晩は薄手のジャケットが必要と感じる。暑がりのわたしには最適。(下の写真はヘルシンキ中央駅前の様子、アテネウム美術館前からのショットですが、写っている人の服装は、夏とは思えないですね)

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石造りの古いが頑強そうな建物にいろんな店舗が入っている。マクドナルドの「M」のマークも建物のアーチ型の窓に合わせている。

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(↑こういう窓に憧れます)

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ヘルシンキはオランダなどのように自転車はそれほど多くは走ってないように思う。そんななか、かわいい籠のついた自転車を発見。

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↑青い自転車。色がフィンランドっぽくて思わず撮影。

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石畳の道路って、やっぱり雰囲気が出るなぁ。でも長時間歩いていると、少し足に負担がかかるような気がする。底がしっかり厚いスニーカーなどを履いて歩くことをおすすめしたい。(わたしは、今回ペッタンコ系の靴だったので、ちょっと疲れました)

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↑ところで、横断歩道まで石で模様をつけているところ、その徹底ぶりに脱帽!

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街には夏の花が品よくプランターに植えられているのがよく目にとまった。

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↑これなど、センスの良さが光る。

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↑これは、過日アップしたショーウィンドウの記事で紹介したナイフのお店の前にあった、白樺の幹でできたベンチ(?) 「疲れたらどうぞ座ってください」とでも言っているような気がする。(高さを変えてあるのもいいですね) それとも鉢植えをディスプレーするための台かも?

街を歩いたり、トラムに乗ったりしていて思うのは、「人が多くない」ということだ。だから東京を歩いているときに感じるようなへんな疲れがない。同じ一国の首都でも違うものだなぁ・・と、人混みが苦手なわたしは、ヘルシンキの居心地の良さを本当に羨ましく思う。      

2012/09/13

Helsinki 5 (2012)

ヘルシンキ滞在最終日、フライトが夕方だったので、この日もどこかに行こうと思案していたのだが、あれこれ悩んで、市内の南部カイヴォプイスト公園に行ってみることにした。ヘルシンキはバルト海に面した都市で、この公園はバルト海に突き出た場所にある。映画「かもめ食堂」にも出てくるカフェはこの公園内にあるそう。

まず、トラムで公園の入り口のところまで行った。

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まず目に入ってくるのがこの教会。

プレートにはカトリック教会とあった。きっと中には入れないのだろうな、と思って見ていると、スーツ姿のビジネスマン風男性が一人入っていったので、わたしも続いて入ってみた。するとその男性は最後列でひざまずき、祈りをささげた。まだ朝の9時ごろだったと思う。きっと出勤前に教会で祈ることが習慣なのだろう。素敵なことだな、と思った。他には若い男性が朝の清掃をしているだけだった。

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公園内はときおり犬の散歩をしている地元の人とすれ違うくらいで、非常に静かだった。曇りだったが、カラッと晴れていなくてもこの公園はグレーの色も合う感じだと思った。

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とても奇麗に整備されている園内の木に、このような覆いがされているのが目に入る。これはなんのためのものだろうか・・・

最初、寒さから木を守るとか、虫よけかなぁ・・と思っていたのだが・・・

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覆いにはこのような口が開いている・・・

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何やら使用目的を記したタグがついているので見てみると、水をあげるためのもののようだ。(あの口からは水を入れるのですね)じわじわと効率よく水が浸み出すのかもしれない。便利なものがあるものだと感心してしまう。日本でも使われているのかもしれないけれど、こういう発見って普段はあまりできないもので、旅先だからこそ、リラックスしているときだからこそ、目に入ってくるのかもしれない。

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公園を突っ切ると、こんもりした丘があって(それはおそらく巨大な岩でできているのではないかと思う)、その向こうにバルト海が見えてくる。

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たくさんのヨットが停泊している。

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そして、こんな小型のボートも。(一番手前のボート、かわいいですね。どんな人が持ち主なんだろう・・・)

大きな波も立たず、穏やかな海。わたしもここに住んでいたらボートを持ちたいと思うだろうなぁ。

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水辺に沿って歩いていると、カフェが見えてくる。なんて素敵な外観!目立とうとしていなくて、とても落ち着いている。やっぱりヘルシンキって好きだなぁと思うデザインである。

この辺りは大使館や高級住宅のあるエリアだそうである。また、スオメンリンナ島も見えるのが感動。

このあと、ホテルまでゆっくり歩いて戻ったのだった。

カイヴォプイスト公園は、特に何があるわけでもないのだが、それがとてもいい、と思える場所のひとつです。

   

2012/09/11

Helsinki 4 (2012)

都市を歩く楽しみのひとつはウィンドウショッピング。

ゆっくり散策している間、目を楽しませてくれる。

ニューヨーク5番街などのショーウィンドウとは違って、ヘルシンキのそれはとても素朴だ。

何枚か写真を撮っておいたので、紹介したい。

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↑食器店。グラス類が特に北欧らしい。

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↑どうしても目にとまるのはアクセサリーのお店。(見るだけですけれど)

クラシックカーの模型を一緒にディスプレーする発想が微笑ましい。

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↑アクセサリーよりもノート(?)の表紙のハートに目が行く。

(ところで、この写真にわたしが写っています。自分を写した写真が1枚もないなか、ここに写り込んでいて笑ってしまいました。記念写真ですね。)

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↑シンプルなドレスなどに合わせたら素敵!

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↑ホテルからほど近いパン屋。無造作に置いたバゲットが美味しそう。

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↑紳士服店。(飾り付けのセンスいいですね)

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↑花屋。レンガの外観が雰囲気出している。

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↑上の2枚は薬局。古い薬瓶や測りで演出していておもしろい。分銅なんて、久々に見た気がする。

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↑ナイフ専門店。新しいお店かな?以前はここになかったような・・・(ヘルシンキ大聖堂前です)

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↑閉店後も美しいライディングで店の前を通るひとの目を楽しませている。

以上、まさにウインドウショッピングのみのわたしでした。

2012/09/08

Helsinki 3 (2012)

ヘルシンキのシンボルといえば、ヘルシンキ大聖堂。

初めてヘルシンキを訪れる旅行者は、まずここに向かうだろう。というかわざわざ行こうと思わなくても、必ずそこにはたどり着くようになっている。まず驚くのが、聖堂前にある元老院広場に着いて、聖堂内に入るにはピラミッドのようにそびえるような階段をのぼらなければならないということ。見上げるようにそびえている。(のぼることが苦手なわたしには、ちょっと困ります)

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以下、ウィキペディアより抜粋

ヘルシンキ大聖堂は、フィンランド福音ルター派教会ヘルシンキ教区に属している。1917年のフィンランドの独立までは「聖ニコラウス教会」と呼ばれていた。

ヘルシンキの中央の市街の風景の特色あるランドマークであるこの教会は1830年から1852年にかけてネオ・クラシック様式に改築された。カール・エンゲルによって独自にデザインされ、彼の後継者であるエルンスト・ロールマンによって継承された。

今日最も有名なヘルシンキの観光名所である。毎年350,000人を越える人々が教会を訪れる。

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ヘルシンキは国土の南端にある港町。観光用のフェリーや個人のボート、それにストックホルムなど外国の都市をつなぐ大型客船などが停留する港がある。そして船でヘルシンキにたどり着くと、まずヘルシンキ大聖堂が出迎えてくれる。(大聖堂と港の間には市の建物などが若干あるものの・・)

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手前の建物が淡い水色で、こうして写真で見ると大聖堂と一体化しているようにも見えるが、大聖堂は1ブロック奥に位置している。

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ヘルシンキ到着3日目、ヘルシンキ・フェスティバルのプログラムのひとつに目がとまり、行ってみることにした。ヘルシンキ・フェスティバルは、毎年8月中旬から9月はじめくらいまで開催されている文化・芸術のイベントで有料のものもあれば無料のものもある。この日わたしが行ってみたのは無料のプログラムで、ヴァイオリンとピアノの室内楽だった。事前にインターネットで調べてあったけれど、念のためホテルでもらった「Helsinki this week」という、ヘルシンキでいま何が催されているかを知ることのできるガイドブックでチェックして向かった。場所が「Helsinki Cathedral crypt」と記してあるだけだった。大聖堂の地下聖堂?地下に入れる?まあ、ホテルから近いし、行って見ればわかるかな?と軽い気持ちで出かけた。大聖堂の入り口あたりに案内板が出ているかと思っていた。しかし、実際に行ってみるとそれらしき表示もないし、人の流れもない。地下にはどうやって行くのか?まずは大聖堂の正面から入ってみたのだが、まったく演奏会の気配もない。仕方なく階段を駆け降り、右側からぐるっと回ってみることにした。きっと脇に地下への入り口があるに違いない・・・と。でも脇にはなかった。そして裏に回るとcafeの表示があり、まさかここではないだろうと、でも中を覗いてみると聴衆らしき人々が椅子にかけているのが見えたので、とりあえず入って受付の男性に聞いてみるとその場所で間違いないということだった。開演10分前に着いたものだからもう空いている席はあまりなく、最後列の席に座って演奏を待つ。クラシックには疎いしパンフレットは有料と言われたので買わなかったから、曲目とか演奏者の名前はわからなかったが、2組の演奏があり、優雅な曲目から激しいテンポのものまで生の音を聴くことができたのだった。雰囲気を乱してはいけないと思い、演奏中の写真はもちろん撮っていないが、演奏会が終わってからちょっと会場に残り大聖堂の真下の様子を写真に撮らせてもらった。(それが上の写真です)地下といっても、道路と同じ高さだったので、ちょっと拍子抜け。それでも、何度も来ているのに大聖堂の裏側までは来たことがなかったから、特別な経験をしたような気持ちになれた。何よりヘルシンキ市民の方々に混ざって時間を過ごせたというのがわたしには大きい。

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演奏会が始まったのが20時。終わったのが21時半すぎ。外に出るとやっと日が沈み、夜が来ていた。といっても、写真を見るとわかると思うが太陽が西の空に月のように見える。(これが北欧の夏なんですね)

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月も同時刻に南の空に見えていた。(上の写真の右下が月です)

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夜の大聖堂。

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そして上の写真は、大聖堂から港の方を見降ろしたもの。(上から2枚目と3枚目の写真とは反対から撮った写真です)空にぼんやり浮かんでいるのが月。きれいだったなぁ。夜のヘルシンキって、シーンとしていて、大人っぽくて、好きだと思った。

この文章を書きながら、ある映画を思い出した。それはジム・ジャームッシュ監督の「ナイト・オン・ザ・プラネット」という映画。オムニバスで、その1編の舞台がヘルシンキだったと思う。季節は冬。そして夜。元老院広場や中央駅が出てきてちょっとうれしい。(この映画はおススメです。あー、なんだか急に見たくなってきた・・) 

2012/09/06

Tallinn (2012)

今回の旅行では、バルト海を渡りエストニアの首都タリンへ行こうと思っていた。ヘルシンキに着いたその日、ホテルにチェックインしてからすぐにタリン行きの高速船の予約に出かけた。タリン行きの船会社はいくつかあるのだが、ターミナルがホテルから徒歩7、8分という近さのリンダラインにしてみた。そして予定どおり、翌日の朝8時発のチケットを取ることができた。

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これがリンダラインの船。ヘルシンキとタリンを約1時間半で結んでいる。バルト海は波がなくとても穏やかな海。そのため、当日ヘルシンキを出るとき雨が降って不安定な天候だったが、船は揺れることもなく、とにかく真っすぐ進み、なかなか快適だった。大型客船と比べて進むのがとても速い!

このリンダラインで、件の中国系の方々がわたしの席の並びに座ったのだった。えっ?どこまで一緒なんだ?と思ったのが事実。実はその日のホテルの朝食、朝7時からオープンで、船が8時発だったものだから、7時ジャストにビュッフェに行って速攻で朝食を食べたのだが、その夫妻も食事を取っていた。そのとき、こわおもての女性はわたしのほうをちらほら見ていたようだが、船で隣り合ったときに、彼女は「同じホテルに泊っていますよね?」と聞いてきた。わたしは、「空港で話しかけてこられましたよね?バスには無事に乗れましたか?」と聞いたりした。

聞けばお二人は上海出身で、オーストリアから来たとのことだった。オーストリアで暮らしているのかそれともヘルシンキに来る前に旅行でオーストリアに立ち寄ってきたのかは、ちょっとわからなかったけれども。

最初怖いと思っていたその女性は、わたしが一人でいることを知ると、船の中や船着き場、それに旧市街で会ったときも、ニコッと笑いかけてくれたのであった。結構いい方であった。(人は見かけによりませんね)

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↑旧市街の外側を走る路面電車。

船着き場から、人々が向かう方へ10分ほど歩くと、このような太い砲塔が見えてくる。その名は「ふとっちょマルガレータ」。1529年建造。

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そしてふとっちょマルガレータの脇に旧市街入りできる門がある。

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ここ↑をくぐって歴史地区へ!

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最初は珍しいのでじっくり味わいながら歩いた。どこを切り取っても可愛らしい雰囲気で、こんな場所に来るのは初めてだと思った。

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↑この写真の建物(3つの建て物が寄り添うようにひとつにかたまっているもの)は「スリー・シスターズ」という5つ星のホテル。ガイドブックを見ると一泊3万5千円以上もする!

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↑この坂道を登ると、トームペアの丘の上に行ける。ほとんどの旅行者がそこから市街を見降ろすために登っていく。

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そして、これがトームペアの展望台からの眺め。

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まるで絵葉書でも見ているかのような景色で、ある意味現実味がないと思ってしまうほど。

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お伽の国に迷い込んだか・・・などと想像できる感じ。

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↑遠くの景色からすぐ目の前に目を移すと、2羽のハトが寄り添って世界遺産の街を眺めていた。

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↑展望台から丘の下に通じる階段があったので、帰りはここを下ってみた。

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↑街の中心地、ラエコヤ広場。ヨーロッパの古い街でよく見られる広場。(以前行ったブリュッセルにもこんな広場がありました)

正面に見える建物は旧市庁舎。

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↑旧市庁舎の塔の先端には「トーマスおじさん」というのが立っているとガイドブックにあった。よく見ると確かにそれらしき人物が立っているように見える。(ガイドブックに書かれていなければ、気付かなかったけれど) しかし、これもガイドブックに書いてあったのだが、尖塔に立っているのはレプリカで、1530年に制作された初代のトーマスおじさんは旧市庁舎内に展示してある。(上の写真右)

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市庁舎内にはこんな古いプレートも。

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木彫りの装飾が「中世」を感じさせる。

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↑これは水道の役目を果たしていたと思われる。このやかんのような入れ物に水を入れておき、手を洗ったり飲んだりしていたのだと思われる。

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↑旧市庁舎の最上部。このように木組みで屋根が支えられていた。

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↑旧市庁舎の市民の間から見えるラエコヤ広場。目をちょっと細めてぼんやりさせると、なんとなく中世の人々が集っているように見えてくる(?)

このあと、雷雨が襲ってきて、わたしはしばらくの間、市民の間で雨宿り。まさに市民のための空間だと感じたひととき。雨はすごいザーザー降りだった!

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ランチを食べた中世家屋を再現したようなレストラン。灯かりはすべてロウソクであった。写真は結構、室内が明るく見えるが、実際はもっとずっと薄暗い。電気のない時代はこんな感じだったのだな、ということを体験できたと思う。国は違うけれど、フェルメールの時代などは、こんな空間で暮らしていて、だから外の光に対して敏感で、それを描きたいと思ったのだろうと考えたりした。そこで注文したメインの料理は口に合わなかったけれど・・・(マッシュルームのスープは美味しかった)

タリンの旧市街は世界遺産に登録されている。

世界遺産についても考えさせられた。もちろんわたしも、そのキーワードで旅行先に選んだことは認めるのだが、なんだかまるでテーマパークにいるような感覚も実はあった。世界遺産になると経済効果は上がると思うし、本当なら行かないような場所も有名になりツアー先として定着するだろう。

でも、街を歩いていて早い段階で「お腹いっぱい」の状態になってしまった。あまりにも整いすぎているせいかな。

でも、もしヘルシンキに行ったなら、短時間で堪能できるタリンは一度は行ってみることをお奨めしたい。ヘルシンキからは日帰りで充分。わたしはヘルシンキ発8:00(9:30タリン着)、夕方17:00タリン発(18:30ヘルシンキ着)の船を選択したが、旧市街を見るだけなら、帰りはもう一本早い便でもいいと思う。そうすれば、夏なら日がなかなか落ちないヘルシンキをまだ歩ける余裕ができてよい。

ちなみに、朝同じ船に乗った中国系ご夫妻は、帰りもまったく同じ便を予約したようで、船着き場でまたお会いしたのだった。

2012/09/04

Helsinki 2 (2012)

今回は宿泊したホテルについて書こうと思う。

航空券を確保してから、エクスペディアのサイトからホテルを予約する、というのがわたしのやり方である。もっと良い予約サイトがあるのかもしれないが、エクスペディアで取るようになってから随分たつが、これまで特に問題もなかったので、継続している。

以前はプールがあることが条件だったけれど、最近は街歩きに便利な立地かどうかが第一条件。それともちろん身の丈に合った価格であることが重要。(いつか超高級ホテルに泊ってみたいけれど、結局ホテルには寝に帰るだけなので、それはとてももったいないですね。)

そして、今回宿泊したのは、Fabian という中級ホテル。

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上の写真の白い建物がホテルFabian。壁面に「f」の文字が可愛らしく描かれているので、これが看板の役目を果たしていて、遠くから歩いてきてもわかりやすかった。

空港からバスで中央駅までたどり着いて、そこからホテルまでタクシーにしようか、歩こうか迷ったのだが、歩いてみた。距離的には1キロ強くらい。あとからよく考えたら、トラムの停留所がホテルから3ブロックくらいのところにあるので、トラムでもよかったではないか・・・と思う。

場所はエテラエスプラナーディ通りをマーケット広場に向かって歩き、カッペリのところにたどり着いたら南に曲がって300メートルほどのところ。

ホテルに近づくと、前方に同じくスーツケースを転がした中国系らしき男女(年齢は40歳代と思われる)が歩いていて、どうやら同じホテルを目指している模様。見覚えがあった。その女性のほうは、空港で「中央駅に行くバスはどれか?」と英語でいきなりわたしに尋ねてきた人ではないか!そのとき、わたしは空港を出てバス停の脇でガイドブックをチェックしてそのバスについて調べているところであった。それで「わたしもいま、調べているところなんです」と言ったら、怒った顔をして行ってしまった。怒った顔というのは、そのときの印象であって、もともとその人はそういう顔なんだとあとからわかったのだけれど。そして、彼らは同じホテルに宿泊することが判明!(そのときは、こわおもての、化粧っけのないショートカットのこの女性に、わたしは少々怯えていました)

(この男女(ご夫婦だと思う)とのやり取りは、翌日またあるのだが、それはまたのお楽しみ)

ホテルの部屋は紹介どおり、モダンな内装だった。

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シングルを予約したのに、ご覧のようにダブルであった。(満室ではなかったのかな?)写真ではわかりにくいかもしれないが、ベッドが2つくつけてあって、手前のベッドはシングルサイズ、向こう側がセミダブルだった。かなり広々した部屋。

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ベッドルームからバスルームへ通じる廊下。廊下の左側はクローゼット、冷蔵庫、セーフティーボックスが白い扉の中に収められている。

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バスルームの手前にある鏡。とことんモダン。

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バスタブはないけれど、広々した清潔なシャワールーム。(お湯もたっぷり出ました)

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アメニティは最小限。(歯ブラシは持参しないとなりません)

清潔な白いタオル、バスローブも備えてありました。

珍しくエアコンがあったけれど、特に必要なく、ずっと切ったままに。

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そして、これがホテルの窓から見える通りの様子。人通りを眺めて過ごすのが好きなので、今回も幾度となく窓辺から見降ろしていたのだが、この通りは人があまり通らないようで、ちょっとつまらなかった。前の建物は会社なのか工場なのか・・・それがすごく気になって仕方なかった。謎の建物。オフィスという感じではなかったと思う。

このホテル、フロントの対応はとてもよかったと思う。ただ、ひとつだけ言ってよいなら、朝食を食べるスペースが狭かったこと。混み合う時間は空席がなくて待たなければならないか、相席をお願いせざるをえない状況になりそうだ。

2012/09/02

Helsinki 1 (2012)

旅行をするとき、もちろん観光スポットにもとりあえず行ってみるのだが、わたしの場合、ただ街歩きを楽しむほうが合っているようだ。トラムやバスを待つ間に前を通る人、散策中に犬の散歩をする人、そういった地元の人たちとのすれ違いから彼らの生活を想像しながら、ただ歩いて感じる。それが旅の基本スタイルになった。

ヘルシンキを訪れるのは4回目。

最初は自分の意思で来たのではなかったが、約1週間の滞在でヘルシンキという都市をとても気に入ってしまって、以来いつも気持ちがフィンランドに向いているような気がする。日数をもっと取れれば、フィンランドの他の都市にも足を伸ばしたいと思う。たとえば冬のロバニエミとか。カレリア地方にも行ってみたいなぁ。

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ヘルシンキの建物は剛健といった趣だと思う。街全体にエレガントさはあまりなく、硬さが覆っていると思う。わたしはどちらかというと、硬く頑丈なものが好きなので、だからこういう雰囲気に惹かれるのかなぁと思ったりしている。

ただ、その硬さを包み込むように森と湖があって、とてもバランスがとれている、そんなふうに思うのはわたしだけかもしれないけれど、とにかくこの洗練された、硬い、物悲しさも漂い、成熟した雰囲気のヘルシンキがとても好き。

4resize0178 中庭へ通じているみたい

建物は道路に面していて、建物が囲むようにして中庭があるところが多いようだ。(多くのヨーロッパの都市の建物がそうであるように)住人だけが中庭を楽しめるようになっていて、いち旅行者などが勝手に足を踏み入れることはできない。あぁー見てみたい・・という気持ちを押さえてただただ想像してみるのみ。

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建物はアパートだったり、会社だったり、アパートの1階はショップやカフェやスーパーだったりとさまざまだが、目立った看板などはなく、ちょっとしたプレートがあるくらい。そういうところが街の景観を落ち着かせている。それから、ショップやカフェなどには過剰なBGMがなく、実に静かだと思った。それは日本人には少々淋しいと思ってしまうほどに。でも、それに慣れてくると、いいものだと思えてくる。聴きたい音楽は自分で選んで聴きたいものだし、過剰な音楽は時として騒音になってしまうものだと感じた旅でもあった。

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建物に入るドア。

この、まさに硬質なドアがとても素敵だ。

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こちらは木枠の窓。二重になっているものが多かった。

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そして上の写真↑は、いくつかのビルの入り口に置いてあって、気付いたもの。ちょっと見ずらいと思うが(クリックで拡大されます)、サイドと下がブラシになっていて、玄関に置いてあるということは、恐らく靴の汚れを落とすためのものなのだと思う。または冬場はブーツについた雪を払うためだろうか。石畳が敷き詰められていて、泥の汚れなど靴につくことはあまりなさそうだけど。雪なら納得できる。

日本の家屋の玄関にあったらいいかもしれないと、ふと思った。結構、玄関は靴についた泥や砂で汚れてしまうので。

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そして、ここはハカニエミ・マーケットホールのトラム乗り場から撮った写真。近代的な建物と古い建物がとなりあっていても、ぜんぜん違和感ないなぁ・・と思う。

ヘルシンキの散策を楽しむ場合、このあたりを見てみたいなぁと思ったら、トラムでその近くまで行き、歩いた先から近いトラム乗り場からまた移動するというのがいいと思う。もし、トラムの路線が近くを走っていなくても、街自体がそんなに大きくないので、多少歩けばすぐに街の中心地まで辿りつくことができるから安心。トラムに乗る場合、ヘルシンキカードという時間内乗り放題で美術館などの割引も含まれているカードを購入しておくと便利だが、それほど乗車しない(元がとれない)のであれば、乗るたびに支払うのがベターだと思う。その場合、トラムの一番前のドアから乗車して運転手に現金(2.7ユーロ)を渡せばOK。わたしは今回、ヘルシンキカードは購入しなかった。トラムは地上を走るので、目的もなく乗車して、車窓の景色を眺めながら、ここに降りてみたいなぁと思ったところで下車するのも楽しい。それが楽しい。

Resize0183 大聖堂前を行くトラム

夏の終わりの旅行

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夏の休暇を利用して、北欧の都市ヘルシンキとバルト3国のひとつエストニアのタリンに行ってきた。休暇といってもそんなに長く取れないため、行って帰って5日という短い旅行だったが、それでもかなりリフレッシュできたと思う。

今回辿った場所について、数回にわたって紹介したいと思う。

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