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2012/10/13

秋の軽井沢など

昨日、仕事で吾妻の方面へ車を走らせ、最後の嬬恋で家路へのナビをセットしたら、軽井沢を通すルートになったので、素直にそれにしたがって日も暮れた林間をひらすら走った。北軽井沢から中軽井沢に抜け、碓氷軽井沢インターから高速に乗るというルート。

この日、風が北よりに変わっているなぁと思った。山間部は涼しいというより寒いほどで、日が暮れた時点の外気温は7℃を表示していた。

平日ということもあってか、中軽井沢に抜けるまでは前後に車がなく、ちょっと心細かったけれど、夕日を背景にした雄大な浅間山がいつものようにそこにあり、長距離運転の出張の疲れを和らげてくれる気がした。

北軽井沢でかつてよく利用した小さなスーパーがあって、その前に確かパン屋もあるはずだと立ち寄ると、まだ閉店していなかったのでパンを買った。その一角は夏のハイシーズンには別荘族でごった返すエリアだが、10月ともなると(しかも平日なので)ずいぶん静まり返っていた。

でも、わたしはシーズンが終わったころのどこかが好きである。

それは別荘地や、ビーチや、はたまたかつては栄えた街なども。

ハイシーズンはうそっぽくて嫌なのだ。人であふれていて、飾り立てられて。ところが、シーズンが終わると急にリアルに見える。しっとりして、そこに暮らす人々の息使いが聞こえてきそうで。

でも、その落ち着きは、それ以前の熱気の存在あってこそ感じられるものなのかもしれない。そして、その静けさはやがてまた熱気が恋しくなるのだろう。

サイクル。

でもやはり、わたしはシーズンオフが好き。盛りが過ぎたあとほど、その場所の本質が(良きにつけ、悪しきにつけ)感じることができるような気がして。

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