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2013/06/23

アンドリュー・ワイエス

昨夜、テレビ番組「美の巨人たち」で、アンドリュー・ワイエスがとり上げられていて、ここのところ、仕事以外のことに目をやる余裕がなかったのだが、今日は画集を開いてみたりの日曜を過ごすことができた。

ワイエスの画集は1冊しか持っていない。

いつだったか、ニューヨークに行った際に、ミッドタウンにある Argosy Book Store という古本屋で見つけたもので、20ドルくらいで購入した。発行は1960年代のもので、若干傷んでいるのだが、かえってそれも気に入ったように記憶している。狭い店内でこれを見つけた時は「やった!」と思ったほどうれしかった。

Dsc_0547

↑破けているところが、セロテープで補強してあった。

この画集が気に入った理由は、もちろんワイエスの作品がプリントされていることもあるが、彼がモデルにして描いた身近な人々、ことにオルソン姉弟の写真が掲載されていたことだった。

このブログには度々書いているが、わたしがワイエスの作品に興味をもったのは、あの有名な「クリスティーナの世界」をMoMAで見たことによる。最初は深い意味をもたない単なるシュールな現代アートなのかと思っていたのだが、実はそうではなく、画家がその光景を目にして感動を覚え、筆をとったという背景があったことを知り、そこに描かれている女性や、描いたワイエスという人物について知りたいと思った1枚だった。

Dsc_0548

↑クリスティーナの世界

クリスティーナの世界については、以前見に行ったワイエス展の感想で書いています。

ワイエスは若いころから名声を得ていたにもかかわらず、自宅のあるフィラデルフィア郊外の町と、別荘のあるメイン州の田舎町でのみ創作活動を続けていたそうである。そんな謙虚さというか、派手さを好まず、身近な場所で知り合った質素で堅実な人々やその周辺を描いたところにとても惹かれるのである。

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