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2014/01/16

ラップランド州図書館

ロヴァニエミにはたった2泊で出歩けるのはわずか一日というなかで、行けるところ、できることは限られていた。そのような状況で、このラップランド州図書館だけは外せないと最初から考えていた。アアルト設計のとても有名な建造物(内装もアアルトが手がけている)でしかも図書館となれば行かない理由が見当たらない。ラップランドの州都ロヴァニエミは、街自体はとても小さいので一日もあれば十分だと思うが、もし犬ぞりやスノーモービルなどのアクティビティも体験したいとなると、二日は要するのかなと思う。

図書館を訪ねた日は12月31日。普通に開館していて、市民も普通に来館していた。日本のような大晦日ではないようだ。大晦日を図書館で過ごせるなんて、うらやましい。

(図書館内の写真は許可を得て撮影しました)

*写真はクリックすると少し拡大されます(PCでご覧いただいた場合)。

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玄関を入り右に行くと図書館の空間で、特徴としては上の写真のとおり少し落ち込んだフロアがあるということだ。この穴のような空間によって、フロア全体に広がりが感じられる。この落ち込んだ部分を囲むように書棚が巡らされていて、限られた空間にできるだけたくさんの図書を配架できるように工夫されている。もし、落ち込み部分を作らずに、1フロアに書棚を縦列させたなら、同じ数の本を納めることはできると思うが、狭く圧迫感が出てしまう。

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外はこのように凍ったような気候。これで時間は確か14時ごろだったと思う。この寒空に自転車で図書館まで来る人がいること、たくましい!

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この写真左側はカウンター。上部に目をやると、ひさしのようなものに覆われているところにメリハリを感じる。

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撮影するときには姿がなかったのだが、この椅子に座って女性が編み物をしていたのが、やけに印象に残っている。図書館で編み物!自由度が高い。

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ここは歴史関連の書籍が配架されている空間。大晦日だというのに、ノートPCを持ちこんで仕事か研究かはわからないが、作業をしている人がいた。

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天井には明かりとりのガラス窓がいくつもある。

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図書館の外観。

見た目はパッとしないのだが、シンプルである。上部にはやはり明かりとり用の窓がある。外観に資金を投じて凝った印象にするよりも、中身を充実させたアアルトの考え方は、いつの時代にもマッチして飽きのこないものになっていると思う。

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雑誌の部屋。

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ライティングも素敵すぎる。

この温かみのある柔らかい灯かりは、厳寒の街によく似合っていた。

写真は撮らなかったのだが、地下にはCDやDVDの貸出しルームもある。(ここも大変オシャレでした)

★ さて、このアアルト設計による図書館は何年に完成したでしょうか?



答え・・・1965年完成 (図書館自体は1860年創設)

   (2~3年前に新築されたと言われればそう見えてしまうほどモダンですね)

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