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2014/02/01

ARABIA FACTORY

ヘルシンキ5度目にして初めて行ったアラビア・ファクトリー。

ここにはフィンランドを代表する陶磁器メーカー「アラビア」の工場に付設されているアウトレットショップがある。アラビアの商品は街の中心地や空港でも購入できるが、ここではB級品が安価で求められるので、観光客に人気のようだ。B級品といっても、わたしのような素人には見分けがつかないレベル。

アラビアというメーカー名は、創業当時の工場があった通り名に由来しているとか。

*写真はクリックすると少し拡大されます(PCでご覧いただいた場合)

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ファクトリーには、トラム6番か8番で行くことができる。

わたしは街の中心地から乗ったので6番を利用。初めて行くエリアだったので、やや緊張したけれど、さほど遠くもなく、こんなにラクにアクセスできるのになぜいままで行かなかったのかと思った。旅の目的に「買い物」がメインではないからかな。

終点のひとつ手前のArabiankatuで下りると建物に縦に記されたあの「ARABIA」の文字が見えるので迷うことはなかった。

余談だが、トラムに乗っているとき、途中で一人の老人(男性)が乗ってきたので席を譲ろうとしたら、「すぐ降りるから大丈夫」と言われた。(フィンランド語だったのだが、身振りでそう言っていることはわかった)そしてその人はわたしに「アラビア?」と聞いてきたのでうなずくと、ニコッとしていた(と思う)。次の停留所でその老人は下車して、杖をつきながらゆっくり歩いて行った。

きっと多くの日本人観光客がこの路線に乗るのだろうなぁ・・・と思った。

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最初、「ARABIA」と書かれた古い建物(煙突のある建物)にショップがあるのかと思って、1Fの入り口を入るとそこは何やらスーパーかコンビニのような店で、びっくりして外に出ると建物脇の通路に入って行く人波があって、きっとそこが入口なんだと気づく。古い四角い建物のとなりに近代的な建物がぴたっとくっついていて、図書館やほかのショップなどが入った複合施設だと行ってから知った。

上の写真はその内部の様子。わかりにくいと思うが、正面に古い建物(煙突のある建物)がくっついている。

ヘルシンキではこのような古さと新しさが一体化されていたり、隣り合わせていたりするケースをしばしば見かける。「融け合っている」のとは違うように思うのだが、違和感を感じないのは自分なりに考えると、ヘルシンキの古い建物ってどこか「冷たい」または「硬質な」感じを湛えていることによるのかもしれない。それらはガラス張りの新しさと並べても違和感がない。

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施設の中にある図書館。

中での撮影は迷惑になるかと思い、外の階段から撮影した。

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1Fのカフェ。

この奥がアウトレットショップ。アラビアとグループを同じくするイッタラ(iittala)の商品も格安で購入できる。それにロイヤルコペンハーゲンなどの商品もあった。

となりにはフィンレイソン(Finlayson)のアウトレットも。

あれこれ悩んだ結果、自宅用にイッタラの白い食器(Teema)と、お土産にムーミンマグを2つほど購入。フィンレイソンでもお土産を購入した。食器ってスーツケースで持ち帰る際に割れないか心配なのだが、そこはさすがに外国人観光客相手にしているショップだけあり、割れないようにしっかり梱包してくれた。

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ティーマ(Teema)シリーズは、シンプルで実用的、しかも丈夫。

21cmのサイズにしてみた。

店内はやはり日本人が多かったように思う。それから中国人、韓国人も。みなさんステンレス製のカゴを片手にあれこれ吟味していた。

旅先で食器類を買うのもいいものだと最近思う。その食器を使う度にそのときのことが思い出されるから。

たとえば、これ↓

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いつだったか、だいぶ前のこと。ニューヨークのロックフェラーセンター地下の雑貨屋のようなところで見つけたイッタラの食器。1枚だけしか残っておらず、でもセールでとても安かったので買った。確か十数ドル。(これって普通に買うとすごく高いのです) 店員からも「いい買い物しましたね」とか言われた記憶がある。

それにこれ↓

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これもイッタラ(Teema)。

これはベルリンのウンターデンリンデンに面したイッタラ専門店で見つけた。そこに専門店があることも知らず、たまたま通りかかったのだった。(そういう偶然の発見もよいものです)このときお店の入口に「外出しますがすぐ戻ります」というメモが貼ってあって、外で待つと確かに数分で店員さんが戻ってきたことも思い出される。

人気のない色なのか半額くらいだったと思う。3個ほど買ってきて普段使いにしている。おそらくセールになっていなかったら買わなかったであろうマグ。毎日、使わない日はない。

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買い物(といっても少しばかりだけど)を済ませ、外に出るともう真っ暗で淋しい雰囲気になっていた。(この建物のライトアップがまた良いですね)

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