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2014/04/20

ロヴァニエミとヘルシンキのホテル

年末年始にフィンランドに行った際に宿泊した2つのホテルについて書こうと思う。

まず、ロヴァニエミのスカイホテル・オウナスヴァーラ(Lapland Hotel Sky Ounasvaara)について。サンタクロースで有名なロヴァニエミとあり、冬も観光客が多いようで、確か9月か10月ごろ予約をしようとしたところ、主要なホテルはすでに満室で、唯一空いていたのがこのオウナスヴァーラだった。料金は一泊シングルで230ユーロで普段であれば自分にはあり得ない金額だったが、ここしか空いていないのでは仕方がないと予約した。

他のホテルが町の中心部にかたまっているのに対し、このホテルは一軒だけぽつんとオウナスヴァーラという丘の上にある。中心部までは歩いて行けないではないが、雪道なので、しかも大きな川を渡らなければならず、基本的にはタクシーかバスでのアクセスとなる。

さて、ヘルシンキからの乗り継ぎ便がロヴァニエミ空港に到着したのは22時ごろで、そこから乗り合いバンに乗ってホテルへ向かった。バンはホテルを一軒一軒回って乗客を降ろしていくシステムだった。ただし、スカイホテルだけは途中で待っている別のバンに乗り換える必要があった。そのことを説明してくれなかったので、途中で「スカイホテル」と運転手が言ったとき、「??」となってしまう。スカイホテルは橋を渡って丘の上に行くのに、こんな場所ではないと伝えたものの無視され、バンは次のホテルに向かって走り出してしまう。そこで、ホテルの名前と住所を書いたメモを見せると、「チェッ」という表情をされて、何やら携帯で誰かに連絡をとり、先ほどの場所へ戻った。そこでようやく乗換えなければならないことを知ったのだった。

当初、到着時間がとても遅いので、タクシーでホテルに行く計画だった。しかし、空港を出るとそこにタクシーは一台もなく、どうやら乗り合いのバンで行くしかないことが判明した。(たまたまタクシーが出払っていただけかもしれないけれど)ちゃんと調べておくべきだったなぁと反省。

ヘルシンキで乗り継ぎのための待ち時間がとても長かった上に、ようやく着いたロヴァニエミで出鼻をくじかれ、やや疲労気味でホテルにチェックイン。

(前置きが非常に長くなりました)

230ユーロということで、どんな部屋なのだろうと期待は大きかったと思う。

しかし・・・

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これがそのシングルルームであった。。

たぶんシングルだからこんなのだと思う。

ホテルに宿泊した人のレヴューなどを見ると「満足」の声が多かったから、きっとツインやダブルは良いのだろう。

シングルはなんだか隙間に無理やり作った部屋のようにも思えた。それにシャワールームはがっかりなレベル。

ただひとつだけ良かったのは窓がすごく大きかったことだ。これまで泊ったどのホテルよりも大きく、だから眠るときはもしかしたらオーロラが見られるのではないかと思い、カーテンを全開にしておいたりした。(実際は雪が降りしきり、オーロラはどこへやら・・だったけれど)

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ソファーがあればよかったなぁ。

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↑ホテルの玄関外。

タバコを吸いたい人はこのあたりでプカプカとやっていた。

このホテルでは、良いことがひとつ、悪いことがひとつ。

まず、良いこと。

夜、ロビーのカフェでコーヒーを注文したら、「いま新しくコーヒーを入れますからね」と言われてしばし席について絵葉書を書きながら待っていたのだが、待てど暮らせどコーヒーはやってこなく、きっと忘れているんだろうなと、一応尋ねてみるとやはりそうだった。なぜこれが良かったことかというと、お詫びにとチョコレートを付けてくれたこと。(気持ちがうれしかったわけです)

そして、悪かったこと。

チェックアウトの朝、絵葉書を出そうとフロントに依頼したところ、「この葉書はちゃんと購入したものですか?」と質問された。ロビーの土産物コーナーで販売されている絵葉書をわたしが自由に使ってよいと勘違いしていないか聞いてきたようだった。もちろん、前日に購入したものだったので、昨日ここで支払いましたと伝えたけれど、なんだかその聞き方が納得できなくて。そして、切手代を支払い投函をお願いしたわけだが、なんとその葉書が友人たちに届いたのは3週間もしてからだった。普通なら5日くらいで届いてもよいところなのに。恐らくあの葉書はフロントのデスクの書類に埋もれていたのだと思う。いままでいろんなホテルに投函を頼んだけれど、こんなこと初めてだった。

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↑ホテルのすぐ横にはゲレンデがあった。

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そして、ヘルシンキのセウラフオネ(Hotel Seurahuone Helsinki)。

こちらは1914年創業の歴史あるホテルで、場所はヘルシンキ中央駅が目の前という便利なところ。(空港からのバスが中央駅まで来るので、バスを降りてすぐホテルというのが本当にラクだった)初めて訪れた2002年にも宿泊したことがあり、古いけれどエレガントで気に入っていた。ネットなど見ると改装されてきれいになったとあるのでさらに期待していた。

料金は確か1泊120ユーロくらいだったと思う。ちょっと予算オーバーだが、時期的に仕方がなくここに決めた。

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↑外観

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前回泊った部屋より狭かった。

ベッドも。

窓は改装しても変わらず二重窓だった。

清潔だったのと、インテリアがアンティーク調だったので落ち着いて過ごせたと思う。

(ちなみにバス・トイレもすごく狭いです)

きっと宿泊客はそう多くないと思い(実際、朝食をとるレストランでそれを実感)、チェックインのとき、同じ料金で大きい部屋に変えてもらえないか交渉しようと思ったけれど、止めておいた次第。

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↑部屋の窓からの風景。

すぐ下をトラムが走っていて、ゴーゴー音を放っていた。朝方などその音を聞いていると「あぁ、外国に来ているんだなぁ・・」と思ったりして、これがまた良いのだ。ぜんぜんうるさいとは感じない。

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↑エレベーターもクラシカル

各階に着いたらドアを自分で開けるタイプ。

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↑部屋の窓から

右の大きな建物が中央駅で、ここにいくつかカフェがあるので、コーヒーを買いにすぐに行けるのがよかった。

ホテルの窓から外を見ているのはたのしい。

特に夜更けや早朝、市民が仕事から帰るところや、早出勤する様子などをぼんやり眺めながら、足早に歩いてゆく人々の人生などを想像したりして。

2014/04/06

あなたを抱きしめる日まで

映画「あなたを抱きしめる日まで」を見る。

Anatawo

未婚のまま10代で出産し、幼い子どもと引き離され、50年もの間息子の安否を気にしながら暮らしてきた女性の物語。テーマはとても重いのだが、ジュディ・デンチ演じる老女が明らかになる事実をひとつひとつ消化しながら展開するので、見る側の心も一か所に留まらず見進めることができる。

結末は意外だった。

息子を探すために同行するジャーナリストがちょっといい感じ。

アイルランドとワシントンが出てくる。

悲しいストーリーなのに主人公のひょうきんさにちょっと救われる。

ワシントンではリンカーン像も写るのだが、ここは一度行ったことがある場所。あの、リンカーンが椅子に座っている像はあのときと変わらず大きかった。

ワシントンはニューヨークから日帰りで観光したことがあり、地図を見ながら友人と二人で回ったので、すごく記憶に残っている。整然としているところが気に入ったし、タクシーで少し行くとジョージタウンという趣きのある大学の町もある。ものすごい寒さのなか(2月!)ポトマック川を歩いて渡りアーリントン墓地にあるJ.Fケネディのお墓にも行った。

話がそれたが、ワシントンが出てくるという理由もあり見た映画だったのだが・・・ 映画のなかでジャーナリスト役の俳優がポトマック川沿いをジョギングするシーンはあったものの、もう少しワシントンを見せてくれたらよかったのに、と思った。

「あなたを抱きしめる日まで」公式サイト

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